名古屋市長

テーマ:政治・経済

去る2月20日、河村名古屋市長は、市役所を訪れた中国共産党の南京市委員会幹部らに、戦時中の旧日本軍の行為に関して「通常の戦闘行為はあったが、南京での事件はなかったのではないか」と述べました。その上で、「事実を明らかにするためにも、討論会を南京で開いて欲しい」と求めました。

 

それに対して、名古屋市と友好関係にある南京市は21日に、「両市の友好関係を当面の間停止する」と発表しました。さらに、南京大虐殺記念館館長は「虐殺の歴史的事実を否定することに強烈に抗議する。個人の主観や憶測で判断したり、勝手にゆがめたり、抹殺するべきでない」と自分のブログに掲載しています。

 

河村市長は、父親の話や自分が研究調査してきたことを踏まえて相手側で討論をしようと言っているのに、なぜ受け止めることが出来ないのでしょう?

 

私の知る限り、南京事件には今も様々な意見があります。歴史的事実を両国の専門家で検証したのであれば、真実を両国民に広く知らしめることが必要です。歴史を捏造する中国と言われないためにも。

 

中国は日本国に対して常に南京問題と靖国問題を出してきます。これは、中国共産党が自国民に触れてもらいたくない部分を持っているため、ガス抜きに利用しているのだと私は考えています。

 

毛沢東時代に取り組んだ経済政策「大躍進」は大失敗に終わり、「文化大革命」と「天安門事件」では、自由を求める知識階級と国民を抹殺しました。この間に失われた命は8,000万人(ワシントンポスト報道)といわれます。この問題を、中国政府は国民にどのように説明したのでしょう?

 

今も言論統制は続いており、民主化は何時訪れるのか分かりません。

 

中国政府と国民は、国際社会に物言う前にこの事実と正面から向き合い課題を解決するべきではないでしょうか?それなくして国外に発言する資格はないのではないかと考えます。

コメント

最近の記事一覧

アーカイブ

カレンダー

<<      2015/05      >>
26 27 28 29 30 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 1 2 3 4 5 6

ブログランキング

総合ランキング
9位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
7位 / 816人中 keep
日記/一般

HTMLページへのリンク

プロフィール

君が代

脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


最近のコメント

お気に入りブログ

このブログの読者

読者になる
読者数:17人

参加コミュニティ一覧