高校再編
今朝(27日)7:30頃某氏から電話がありました。用件は滋賀夕刊に出ていた「湖北地域の高校再編に関する提言書」について詳細が分からないかとのことでした。
詳細は私のブログを開けて【リンク集】の長浜市議会 プロジェクト21をクリックすると全文が出てくることを伝えました。
さて、今回提出した提言書は我が会派が時間をかけて調査と研究を重ねたものをまとめたものですが、決して完成されたものとは思っていません。ただ、私たちは10年20年先を見通して子どもたちにとって地域にとって最も良いと思い描いたものをまとめたものです。
県立高等学校H21年度;中退者388人、長期欠席者839人、不登校者527人計1754人をどう考えるとよいのでしょう。
一方、長浜地区ではこの先10年から15年後の推計によると1学年10学級が減少するのです。これは現在の高校規模に当てはめると二つの高等学校が廃校となるのです。
現在と近未来を見定め、子どもたちのニーズにあった選択幅のある魅力有る学科と学校の再編、活力を生み出す多様なクラブ活動や生徒間の切磋悪魔が余すことなく出来、多くの先生と接することが可能となる規模の高等学校はどうしても必要です。
それにはダイナミックな再編が必要だと考えています。詳細は【リンク集】を開けて一読してください。
コメント
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無鉄砲2012/01/29 18:01再編に賛成の立場から述べさせていただきます。
『「人格の陶冶に立つ質の高い進学をめざす高校」が想定される。』とありますが、全ての普通科高校が校訓は変われど本質的に目指すものです。
『中核的な進学校が地域に複数併存することが望ましい。』とありますが、現在の虎姫と長浜北の進学実績が開いてきた原因は何ですか。虎姫に匹敵する進学校にできる教育課程が学校主導でできるのであれば、現状でもできるのではないですか。
『湖北全域且つ域外からの通学の利便性を考えればJR沿線に新たに校地を求めるべきである。』とありますが、域外は湖東地域が想定されると思います。彦根東、米原、河瀬という選択肢がある地域から雪が多く電車の本数も少なくなる方面に進学を期待できるでしょうか。大多数の生徒が鉄道駅から離れた地域に居住し自転車通学が主流であると考えると過大な投資であると考えます。田村駅に高校生専用の無料駐輪場を設置する方が安上がりです。県立高校であるかぎり県民全体の理解が必要であり、一部業界が支持しても全体から疑問視されるでしょう。長浜北存続ありきの苦肉の策と見られなくもありません。
『長浜農業高校は、JR沿線から遠く離れており通学には不便といわざるを得ない。よってJR沿線に近い伊香高校に移転統合し、膨大な森林資源を活かせる科の増設も』とありますが、旧長浜市、旧近江町の生徒の目は益々彦根方面に向くでしょう。環境科も北星もまちづくり同様に大学でやるべきものではと考えます。大学進学以外の想定される進路が見えてきません。
北星の総合科と電気科、機械科、情報科が並存する理由は何か。追加の3科は現在の総合科の教育課程に相当する系列があるのに、足りないものがあるのか。
数合わせは、周辺人口減の伊香と伊吹を廃止し、JR沿線の虎姫、地理的・人口的に中心の長浜北の定員増とし、虎姫、長浜北、長浜の普通科は、彦根の彦根東、米原、河瀬に匹敵するための教育課程について、職業学科は就業にマッチした基礎と実技の充実で検討すればよいと考えます。職業科は生徒側からのニーズがどれほどあるのか。全体のボリュームが大きくないですか。志を持って進学する者はよいが、卒業後の進路を見ると偏差値による進学指導で不本意に進学する者も多いのではないですか。中学卒業時に高校卒業後まで想定するには中学での指導が重要ではないですか。
プロジェクト21の湖北の未来への思いを感じられる提案でした。公正な母校びいきのない議論をお願いします。
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君が代2012/01/30 20:59無鉄砲さん、有り難うございます。
貴重なご意見有り難うございました。教えられることが多々あり感謝を申しあげたいと思います。
ただ、母校びいきと言うことはありません。長浜の将来を考えての一つの提言をさせていただいたものです。
今後とも宜しくお願い申しあげます。