明るい兆し
今日(19日)の新聞を見ていると、日本経済の先行きに少し明るい兆しが見えてきたような記事がありました。
一つは、“政府が資源のない日本国の排他的経済水域内(愛知県渥美半島南方沖70~80㎞)で89億円を計上してメタンハイドレードの掘削試験に入る方針を固めたことです。来年1月頃には、今回掘削を行う地域で1週間から1ヶ月かけてガスの生産試験も行う。
日本がメタンハイドレードの海底掘削試験に着手するのは、日本近海だけで「国内の天然ガス消費量の約90年分」と試算されるほど豊富な埋蔵量が見込まれ、日本の念願である自前のエネルギー確保に繋がる可能性があるからだ。” 以上読売新聞より抜粋
次に、“電気自動車(EV)の最新技術などを紹介する展示会「オートモーティブワールド2012」が18日、東京ビッグサイトで開幕した。中国がレアアースの輸出規制を強化していることから、レアアースを使わないEV駆動用モーターや各種EVに注目が集まった。
日本電産が会場で初公開したレアアースを使わない新型モーター「SRモーター」は、通常のモーターと違い、永久磁石の変わりに電流を通すことで回転させる。レアアースを使うモーターよりコストが安く、効率も高いという。”以上産経新聞より抜粋
世界最高水準といわれる日本の海底地質調査能力をフル活用してメタンハイドレード採掘成功に期待したいと思います。また、ものつくり世界一の日本の技術がレアアースに変わるものを完成したようで一安心です。これで日本電産の株が相当上がることでしょう。