偽善者
先日(24日)産経新聞「主張」に“規律乱す先生はいらない”の見出しがありました。内容は大阪府の国歌起立条例に関わるものです。抜粋して記します。
“卒業、入学式の国歌斉唱に起立を義務づける条例の制定が大阪府で進んでいる。・・・。大阪府では、門出を祝う大切な行事で一部教師らが起立せず、国旗、国歌に敬意を示そうとしない異様な事態が多かった。
・・・。学習指導要領も国旗、国歌の指導を義務づけているが、起立せずに式を混乱させる教師らの例が後を絶たない。
東京都などは教育委員会通達で国歌斉唱時に国旗に向かって起立するよう校長が職務命令を出し、違反者を処分している。
国旗、国歌を巡る訴訟では教職員に起立斉唱を求める職務命令は憲法の思想・良心の自由に反しないとの判決が定着している。
それ以前に、門出となる教育的行事に一部教師だけが起立しない光景はどう映るか。教育上極めて悪質な行為といわざるを得ない。・・・。”
教師が一度は使う言葉は「校則を守れ」「社会のルールを守れ」だと思います。生徒には校則は元より社会のルールを守ることを求め、己は規則を守らない。そんな教師を偽善者と言わずしてなんというのでしょう?
しかし最も悪いのは、そうした教職員を指導管理できない管理職にあります。さらに、そうした管理職を承認している都道府県の教育委員会や地教委に問題があるのです。
コメント
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眠音2011/05/25 22:36仰る通りだと思います。
大阪の橋下府知事もツイートされておられましたが
公立校の教師である以上は自治体の職員であります。
自治体が決めたルールに従えないのであれば
まずは、辞職するのが自然です。
民間であれば、雇用側のルールに従えないのであれば
話し合いの末、解雇されるのが当然です。
個人としての信念があり
その信念が正しいと自信を持っているのであれば
まずは、そのルールを変える事ができる地位まで
駆け上がる努力をし、地位を得てから
己が信じる改革をするのが筋であるはずです。
ルールを変える事ができる地位に就くと言う事は
権力と共に責任も負う事になります。
ルールは守らない!責任も取らない!
この有様では、あれ買って!と
駄々をこねる子供と変わりないように見えます。 -
りゅうたろー2011/05/26 02:01ホントに仰るとおりです。
このブログは勉強になります。
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2011/05/26 21:42眠音さん、有り難うございます。
基本的にほとんどの教師は文科省の指導に従っています。問題は日教組や全教・高教組の組織に入り熱く活動をしている教員です。(名前だけの人もいます)
いずれも政党が深く関わっています。日教組は民主党と社民党、全教・高教組は共産党。
従って組織の人間はトップの指示で動くことになります。
相手を陥れるためには誹謗・中傷・捏造は当たり前です。要は、彼等は能書きばかりで、結局組織と自分の立場を守ることしか考えていません。
これが私の見て体験してきた世界です。 -
2011/05/26 21:46りゅたろーさん、有り難うございます。
教育以前に、情け無い教員がいることも事実です。
保護者や地域の厳しい目が必要だと思います。
それよりも、それ以前にしっかりした管理職が必要です。 -
さざれ石2011/05/28 12:29国旗・国歌を否定し国家を否定することは、自己を否定することになるはずです。
「生かされている」という観念がないのでしょう。
スターリンの粛清や毛沢東の文化大革命では自国の国民を旧日本軍以上に殺しているのに、人権にうるさい左翼はなぜか寛大です。
徒党を組んで校長に土下座をせまるというのは、まさに文化大革命と同じじゃないですか。
彼らの人権とは自分たちに都合のよい人権です。
国旗・国歌に敬意をはらうことは国民としての規範の問題で、法律でやらないとできないとは情けない。
こういう奴らのおかげで、法律で縛られることが多くなり、ギスギスした世の中になっていくんですよ。
「公」についての理解が乏しいというか、ずれているモンスターペアレントを生産してきたのは、そういう先生だったのかもしれないですね。 -
君が代2011/05/28 15:49さざれ石さん、有り難うございます。
毛沢東は大躍進政策の失敗で3000万人の餓死者を出しています。そして文革で1000万人の虐殺。中国のことですからはっきりした数は分かりませんが、石平さんによりますと1億人が殺されたと云います。
ソ連・中国・北朝鮮等社会主義(共産主義)国家は武力で更地をつくりました。そして一度握った権力の座はご存知のように圧政により決して離しません。
権力の座に執着する点は菅内閣も同じです。
国内を見ますと教育界における組合活動の根源はやはり社会主義国家の樹立にあります。このことから国民は決して目を離してはならないと思います。
こうした思想に基づいた行動が、国旗・国歌の軽視行動や保守政権打倒行動、天皇軽視行動、国家形成の根本である家庭(家族)崩壊を視野に置いた夫婦別姓法案、永住外国人参政権付与問題等々にあることも決して忘れてはなりません。
民主党が主張する「子どもは国家・社会がが面倒を見る」なんてことはまったくのまやかしです。これは家族の絆を分断し、国家が子どもをコントロールしようという、ソ連が失敗した恐ろしい政策です。
さらに云うならば、フェミニストが掲げる「女性を家事や育児から解放し社会進出を」も、ソ連が失敗した家族解体政策です。
私は国民は二度と騙されてはならないと思っています。