有り難う、そして・・・
今日(23日)9:00から、昨日で終了した支援物資の整理と確認をしました。これには議会事務局の応援をいただきました。11:00に終了したのですがまとめた段ボールの数は2000個を少し超えました。ご協力まことに有り難うございました。
さて、帰宅後様々なニュースを見ていますと、先の東北太平洋沖大地震で朝鮮半島の地表が歪んだとありました。それによりますと、朝鮮半島が5㌢東に移動し、竹島は3.2㌢北東に動いたとのことです。
この様にまさに地球規模の大地震に対して、オバマ米国大統領は20日訪問先のリオデジャネイロで、「ブラジルには日本国外で最大の日本社会がある」と強調。米国とブラジルにとって「日本は最も近い友人だ。この危機が終わるまで彼等と共に祈り、共に立て直していこう」と訴えたとありました。
そんな心情の下、米国は三陸沖に空母「ロナルド・レーガン」を中心に20隻の艦艇と140機の航空機を派遣し、13,000人体制で物資輸送等の支援活動をしています。
中国や台湾では日本人の団結力や民度の高さに感心しています。メディアは「・・。日本政府が無能であっても日本国民は辛抱強く、また秩序正しく大災害に対処し、国際的な敬意を勝ち取っている」と報じています。
3月12日のニューヨーク・タイムズは、日本人の忍耐強さや秩序正しさを称賛しています。一方で、震災後最初の数日間、政府の無能は瓦礫の下で救援を待っている多くの生存者の命を失わせたとも述べています。
そんなおり、今日の報道に“政府の震災対応批判”の見出しで、民主党・黄川田徹衆議院議員の発言が記されていました。氏は岩手県陸前高田市出身。自宅は津波で流され、長男が遺体で発見され、両親は依然行方不明といいます。
氏は、“22日、東日本大地震の被災者支援に関し、国会内で記者団に「既にいろんな災害があって、マニュアルがあって、後は決断と実行だ。何を今さら議論しているんだ」と述べ、政府の対応を強く批判した”とありました。
私の疑問は、政府主導というのであれば何故岩手・宮城・福島県に大臣クラスの現地担当責任者を置かないのかと言うことです。今日まで、泥にまみれて現地に入り状況を確認したという政府関係者を知りません。
一方では、命がけで原発への放水準備作業中の東京消防庁の隊員に、「言うとおりやらないと処分する」と恫喝する海江田万里経済産業相(だと言われている)。火のないところに・・・。
石原都知事は「みんな命がけで行い、許容以上の放射能を浴びた。そういう事情も知らずに、離れた所にいる指揮官か誰か知らないが、そんな馬鹿なことを言うのがいたら戦にならない。絶対そんなこと言わさないでくれ」と首相に注文を付けました。
「朝の来ない夜はない」と言います。先人が幾多の困難を乗り越えてきたように必ず復興はしますが、あまりにも政府の体たらくには不安と不信ばかりがついて回ります。
明日(14日)11:00から、びわ中学校体育館より支援物資の搬出をします。これも人手不足です。時間のある方の力添え(ボランティア)があれば有り難いと思います。その後、17:00頃びわ中学校を出発する予定です。