心眼?
今日(19日)の新聞に気になる報道がありました。
昨日(18日)、江田五月法相が記者会見で、民主党が平成21年衆院選マニフェストの見直しに入ったことに関連して、「マニフェストは我々が政権にいないときに、霞ヶ関が民主党に十分な情報を提供しない中で、『心眼で見るとこうじゃないか』ということで作った部分がある。実際に政権を担当して、いろんなことが分かってきている」と指摘しました。
これを受けて今日の産経抄に“・・・。どうやら江田さんは、「心眼」を実際の状態や情報を肉眼で見ずに、自分勝手に空想するさまという意味にとったようだ。本当は「当てずっぽうでつくった」と言いたかったのだろうが、まったくの誤用である。
心眼の意味は、「物事を見極める鋭い心の働き」だ。民主党が心眼を開いてマニフェストをつくっていたのなら、今ごろ「当時は十分な情報を得ていなかった」と言い訳しないですんだはずだ。
マニフェスト通りなら、子供手当は4月から月額2万6千円になるはずだったし、ガソリン税の暫定税率もとっくに廃止されていた。公務員の人件費2割カット、衆院の定数80削減に至ってはまともな議論すらされていない。
江田さんは拉致事件の実行犯、辛光洙(シンガンス)元死刑囚の釈放嘆願書に署名した過去を謝罪したが、民主党の「マニフェスト詐欺」も盟友の管直人首相ともども国民に謝るべきだ。”
内閣改造人事後も支持率は20%台、あげくは野党に頭下げて国会改革案を手渡し、お願いしますとのざま。その提案された改革案は、民主党が野党時代与党を苦しめる手段として活用してきたものばかり。自らの過去の振る舞いを棚に上げての依頼には野党も聞く耳を持たないのは当たり前。
どうする民主党!いい加減にしてくれ民主党!日本国の明日(内政・外交)に希望が見えない民主党!かといって・・・・・。ここまで来れば、国家観を基本とした政界再編しかないのか?