21教員採用取り消し?

テーマ:教育
今日(30日)の新聞には、大分県教委「21教員採用取り消し」の見出しが躍っていました。この問題については賛否両論があろうとは思いますが私なりに考えるところがあります。

それは21名の先生が指導力不足及び不適格教員であれば論外です。これについては現場の管理職に確認すれば解決します。名前が公表されていない先生であれば現状で留めるべきではないかと思うのです。何故なら、その中には信頼されている先生もきっと居るはずです。また本人の知らないところで周りの者が勝手にやったということもあるでしょう。

そうでないと過去の改ざんで採用されている人はどうなるのでしょう。さらにこの問題は何年先まで遡るのでしょう?そこで、昨年点数の改ざんで不合格になった人についてはまず謝罪をし本人が了解すれば県が採用するべきだと思います。

このままではトカゲの尻尾を切っただけで終わるように思えます。

糾弾され責任を問われるのは過去から今日まで改ざんを放置してきたその間の教育長をはじめ大分県教育委員会そのものではないでしょうか。ここには何時誰がメスを入れるのでしょう。一方で大分県の日本教職員組合の加入率は65%(全国平均は28%)ですが、そこに構造的な問題があるのではないかと私は気になります。

さらに今回の重要な問題は子どもや保護者との信頼はどうなるのかということです。

この問題は大分県だけではなく他の都道府県にもないとはいえません。文科省は今後二度とこのようなことがないように全国に指導をすると共にチェック体制を整えることだと思います。

滋賀県教育委員会も採用後問題になる指導力不足や不適格教師といわれる者を決して採用しない対策を取ることが重要なことです。この点については本当に大丈夫なのかと疑問を持つところがあります。

コメント

  1. 2008/08/31 13:45
    大分県は村山元首相の地元だけに社民党の牙城で日教組が有力な支援組織ですね。県議44人の中で社民党系が10人を占め、うち日教組出身が3人だそうです。県教育長は知事部局からの出向組のため、実質県の教育界を動かしてきたのはナンバー2の教育審議監で、このポストが地元の日教組の了解なしに決まられたことはない、とか。
  2. 君が代
    2008/08/31 22:24
    おっしゃるとをりです。
    組合の強いところは組織の役員になることが出世の道です。教師としての力量は二の次です。
    今こそ抜本的対策を打つときだと思います。
    蛇足ですが組合の強いところは学力が低い傾向にあります。北海道・沖縄はもとより大分県も先の学力テストでは小学校は43~44番です。
    滋賀県もあまり言える義理ではありませんが。

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脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


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