単刀直言
今日(29日)産経新聞「単刀直言」に参議院議長;西岡武夫氏のコメントがありました。興味深く読みましたので要点をここに記します。
Q;国会で不適切発言を繰り返す仙谷由人官房長官の資質をどう考えるか
A;・・・。官房長官の資質を議論するよりも、その官房長官を選んだ総理大臣の資質の問題でしょうね。
Q;尖閣諸島沖での中国漁船問題についてのお考えは
A;あきれてものが言えない感じですね。いやしくもこれは、国防と外交に係わる問題であり、政治が明快な対応をすべきです。・・・。しかも今回は、菅直人首相と前原誠司外相の外遊中に決めた。あってはならないことです。海上保安庁が撮影した衝突時のビデオ映像は、一部の国会議員だけに限定せず、国民に公開すべきです。
Q;現政権についてどの様に考えているか
A;菅政権が外交も含め、我が国をどういう方向に導こうと考えているのかが全く分からない。私も民主党から出ている議長ですから、こんなこと言うのは非常に残念というのか、悲しいのですが、言わざるをえません。
Q;普天間飛行場の移設についてどの様にお考えか
A;米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設は、民主党政権として米政府と正式合意したのだから、もう実行するしかない。なにをもたもたしているのでしょう。
今日ハノイで日中会談が予定されているとのことですが出来るのでしょうか。足元を見られた菅首相が尖閣問題等で日本国の主権を守る発言が出来るのでしょうか。
逃げ菅・イラ菅・空き菅と揶揄される国民の選んだ日本の菅首相、ここは正念場ですよ!「尖閣諸島等の領有権については日本国として一歩も譲ることは出来ない!」とタンカを切って頂きたいものです。そうすれば一度に支持率向上ですよ。