入会資料
昨日(23日)一般財団法人国家基本問題研究所(国基研)より「入会資料」が届きました。この研究所の意見広告には次のようにありました。
“拝啓 管直人首相殿 卑怯者の外交では日本は潰れます。
中国漁船による尖閣諸島周辺の日本領海侵犯事件で、菅内閣は中国の圧力に狼狽し続けました。船長の釈放を「検察判断」と強弁し、政治が担うべき責任を回避しました。
卑怯なること、この上ありません。それによって日本が失ったもの、これから失うであろうものははかりしれず、国際社会での日本の信頼は屈辱的に損なわれつつあります。
いま、日本は国家としての原則を明らかにしなければなりません。力ずくで他国の領土領海を侵す中国の蛮行を許さない決意、自国の守りはまず自国の努力で確かにする決意を、内外に示すべきです。
私ども国家基本問題研究所は、日本の主権と国益を守るため、以下を緊急提言します。
1.政治家は今回の事件を持って戦後の国防体制を根本的に再考する機会にせよ
2.政府は尖閣諸島の自衛隊、海上保安庁により守りを強化せよ
3.政府は「白樺」など東シナ海の我が国排他的経済水域内の天然ガス田の試掘を開始せよ
4.国会は外国船の違法活動を罰する法律を制定せよ 敬具”
理事長;櫻井よしこ氏 副理事長;田久保忠衛氏
他、役員として 石原慎太郎氏以下多数が名を連ねています。
私は提言に、“外国人(中国・韓国等)による土地購入は国の認可を持ってする”も加えて頂きたいと思っています。
入会資料には「趣意書」が同封されています。それを読むと
国基研は、今日の日本の危機的状況を踏まえ、あらゆる点で自由な純民間の研究所として、独立自尊の国家の構築に一役買いたいと念じて産まれたものです。それは、日本に真のあるべき姿を取りもどし、21世紀の国際社会に大いに貢献したいとの願いが根底にあります。
私はこの研究所に大変興味関心を持っています。
コメント
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2010/10/24 22:27先生、お教え願いたいです。
私のように学も何も無い人間にとって、
判らずながらも「尖閣問題」について、
昨今の膨らみ方異常じゃないでしょうか。
理詰めでいけば、中国船沈んだ時の
尖閣の漁民が救った方達に対して、
鮮明に、「日本国、沖縄県、尖閣村」へ感謝状送ってますよね。 確か、これが領有権主張のもとだって思ってたんですけど・・・・ 間違ってましたか? 家族皆から過去の聞かれた時言ってます。
馬鹿の戯言で飛ばして、下さい。
只、先日の官房長官様が、突っ込まれた際のご返答と、そのお話があった際、「知らない」には愕然でしたけど。 -
2010/10/25 10:35カピパラさん、有り難うぞざいます。
いつも楽しくブログ読ませて頂いています。
さて、尖閣問題ですが確かに明治時代に国際法に則り日本の領土に編入されています。しかも仰るように沖縄県石垣郡尖閣村に中華民国政府から感謝状が届いています。これは石垣市に現存しており、これを持ってしても日本領である証拠です。
しかし、中国は際限ない物欲と金銭欲に溺れ、道理の通る国ではありません。
チベット・ウイグル・モンゴル・満州・北朝鮮を見てもそうです。侵略と同化政策です。そしてあらゆる資源を国内に持ち込むことです。
尖閣諸島も同じで、水資源・地下資源を求めてのことです。その先には沖縄県も含まれていることと思います。
さらにその先には日本自治区化があるように思います。
そうしたことを読み取らない政府や国会議員、さらには業界にいらだちを感じています。