視察
昨日(20日)今日と2日間、長浜市議会「総務教育常任委員会」の視察がありました。8:00に長浜を出発し、視察先は香川県さぬき市議会と愛媛県西条市議会です。いずれの市も合併間なしの市です。
さぬき市では合併後の学校再編計画について、西条市では組織機構(総合支所方式)及び地域審議会について学ばせて頂きました。
ここではさぬき市の学校再編について触れてみたいと思います。これは長浜市においてもいずれ取り組まなくてはならない問題だと思います。
写真は市役所正面
開会に当たって委員長の挨拶
さぬき市は平成14年に5町が合併して誕生した市です。平成18年から学校再編計画策定に着手し、幼稚園12園1分園を6園に・小学校14校1分校を6校に・中学校6校を4校にする統廃合計画が示されています。
再編計画の本旨は、さぬき市の将来を担う子どもたちのより良い学習環境を準備することにあるわけです。これはどこの市町においても同じです。
教育委員会の担当より計画策定の背景・学校再編の必要性・基本的な考え等々説明を受け、改めて学ぶところが沢山ありました。ただ、小規模校においての指導面・運営面のメリット・デメリットの問題はいずれの地区においても同じだと感じました。
統合については、新設もあり既存の学校への統合もあるようです。ただ、児童生徒数の推移を考えると、今だしっかりした考えが定まっていないようでした。校区の再編についても苦慮されているようでした。
気になったことは、統廃合ありきが先行し、これを機会にどの様なさぬき市の教育推進をしようとしているのかが見えなかったことです。私は、これを機に幼・小・中一貫もしくは連携教育を念頭に置いて着手すべきだと思いました。
今日午前中西条市を訪問した後、郡山から電車に乗りました。驚いたことは、東海道新幹線の座席はグリーン車以外は2列と3列ですが、山陽新幹線の「ひかり」の座席はゆったりと2列ずつだということです。初めての体験でした。19:00過ぎに帰宅しました。