彼岸会
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2010/09/23 17:56
今日(23日)は彼岸の中日です。この日を挟む前後各三日の七日間に渡って行われる法要を彼岸会と言います。
我が寺院では10:30から彼岸の法要を勤めました。七日間はとても出来ませんので、毎年春秋共に彼岸の中日のみのお勤めです。
彼岸は悟りの世界仏の国の意味を表し、極楽浄土のことです。彼岸会とは、迷いの世界(此岸)を離れて、悟りの世界(彼岸)に生まれることを願った法要です。
この行事は日本のみで行われているもので、聖徳太子の時代が起源と云われています。盂蘭盆会(お盆)と共に最も民衆化された仏教行事でもあります。
一年に二度、昼夜の時間を同じくするときに、日頃の生活を反省すると共に阿弥陀如来のご恩に感謝をすることが出来れば、これほど素晴らしいことはないと思います。
話は変わりますが、この季節に田舎のあぜ道に忘れることなく咲く彼岸花。今年は猛暑のせいか、今日の状況は写真のように蕾でした。自然界にとっても開花時期を狂わせるほどの猛暑だったのだと思います。