全国学力テスト
昨日(20日)全国の小学校6年生、中学校3年生の学力テストが行われました。これは昨年度末民主党の事業仕分けで25億円削減され33億円の予算になりました。従って今年度は全国3割の抽出方式で行われました。(25億円は高校授業朗無料化に回ったとのことです)
しかし、参加希望校が多く全体では73,5%を超えた様です。新長浜市は100%の参加であったと聞いています。この問題について橋下大阪府知事は「民主党は教職員組合の声だけ聞いて判断をミスッタ」と主張し、「民意を汲まないと、政権を維持できない」と批判しています。
本当に、日教組と手を組む民主党は日本国の基をなす教育をどの様に考えているのか私は理解に苦しんでいます。
日本国の教育はすべて文部科学省の指導の基にあります。その基本は各学年ごとの学習指導要領とそれに基づくカリキュラムです。従って全国一斉の学力調査で学力成果を求めることは当然のことだと考えます。この結果によって、先生方はさらなる指導努力をするのです。
旧長浜市ではH14年から教育研究所の主導で小学校1年生の児童につて9月1日に語彙力と計数力調査をしています。この時の語彙力調査で解ったことは、児童間で6才の開きがあったことです。則ち3歳児と9歳児の差がありました。
この結果を踏まえて、その後各学校では遅れた児童への個別指導が始まりました。この調査と指導は今日も継続されています。
従いまして、長浜市の教育は周辺と比較してかなり高いレベルにあると聞いています。今年度より新たに合併した6町もこの調査には同じように参加する様になっています。さらに教育委員会は道徳教育の推進に、地域ぐるみで取り組む姿勢が示したようです。大いに期待したいと思います。
コメント
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シリウス・ブラック2010/04/21 12:01私も生粋の長浜育ちの者ですが、私の学生時代と比べますと変に厳しく、変に抜けている感があります。丁度私の担任でした先生方は今ではそろって教頭、校長クラスになられておりますが当時のお話をしますとみなさん声をそろえて「あの時が一番良かったなぁ…」とつぶやかれます。正直今の学校の運営がやりにくいと感じます。昔のように完全に戻らなくても、いい意味でもっと四方八方もみくちゃにされるような環境は必要な感じがいたします。たくさんの経験をするということですね。危険な事もいい事も、家と学校とで違う指導者(親と先生)のもと学んだ事は相違はあったとしてもいい思い出です。それが意外にも教養につながっていることが多かったように思います。今はそんな「事柄」でさえないように思います。
脇阪先生、体調は大丈夫ですか?ご自愛ください。 -
2010/04/21 21:44シリウス・ブラックさん、有り難うございます。
平成14年から完全週休2日制になった結果、各公立の学校は極めて忙しい状況になりました。
ですから昭和40年代から60年代のゆとりは今の学校にはありません。本当にあの時代は良かったですねェ!
国家の根幹に関わる教育問題については抜本的見直しが必要だと考えています。
体調は少し回復してきたようですが・・・。
ご心配をして頂き有り難うございます。