治にいて乱を忘れず
テーマ:政治・経済
2010/03/23 23:03
昨日(22日)の産経新聞の報道に「中国山東省に中距離ミサイル部隊か」と言う見出しがありました。
“東アジアの動向に詳しいカナダの軍事専門誌、漢和防務評論4月号は日本を射程に収める中距離弾道ミサイルを配備した部隊が中国山東省菜蕉市にあると報じた。
同誌は消息筋の情報を基に特定した部隊の施設の一部とする衛星写真も掲載。射程1800㌔の中距離ミサイル「東風1」を配備していると推測しており、事実であれば日本列島の軍事基地の大半が射程に収まるという。”
核保有国中国のミサイルが日本に向いていることは早くから云われていたことですが、いよいよ事実だとすれば、平和ぼけした日本国はこうした問題にどう対応するのでしょうか。近くには核武装したと宣言した北朝鮮もあります。
私は現職の時代に、《治にいて乱を忘れず》と言う中国の古い言葉をよく使いました。これは、平穏無事の時も万一の時を考えて油断してはならないと云うことです。
そこで必要な心得は《先手必勝》です。そのために、常に目配り気配りを怠ることのない万全な体制を作ることが必要となるのです。
次回もこのことに触れたいと思います。