秋葉原無差別殺人
テーマ:教育
2008/06/10 21:57
さる6月8日東京秋葉原であまりにも悲惨な無差別殺人事件が発生しました。この日は平成13年大阪の池田小学校で起こった無差別殺人事件と同じ月日です。
過去10年間で通り魔事件が67件発生しているといいます。未解決の事件も幾つかあると聞きます。世界一安全であったはずの日本がどうしてこんな人命軽視の国になってしまったのでしょう。
向こう三軒両隣皆仲良く助け合ってきたのが日本の良さだったと思います。何時から勝ち組負け組といった格差社会になったのでしょう。
様々な理由があると思いますが、一つには日本の構造的問題があると思います。
例えば規制緩和から急速に成長?した派遣事業。その結果企業は派遣社員を低賃金で雇用。結果時給1,400円平均で、被雇用者への支給総額月平均20万前後?(2007年度)。これで二十歳を超えた若者が将来に不安こそあれ夢と希望が持てるのでしょうか。
こうした状況が国内の各産業界や地域の中で起こっているわけです。
一部の親が親の責任を果たさない状況・後期高齢者医療制度問題・社保庁の年金問題・各省庁の莫大な無駄使い・大計の無い農業政策等々枚挙にいとまが無い状況です。
今こそ日本の構造改革ができる真のリーダーが求められるときだと思います。
しかし、何はさておいても善悪の判断と自制できる人間であることが優先されることです。それを親を始め学校・地域・社会が育てなくてはならないのです。
私は今議会でも「親育」をはじめ教育問題に触れたいと思っています。
コメント
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雇用などの問題は本当に切実なものだと思います。
結局は、全ての対策を先送りにしてきたツケが来ているわけで、気がついたときには、国も、役人も、国民も、全てがもうだめなんでしょうね。
雇用なんかも壊滅状態になってくるでしょうし・・。 -
2008/11/26 19:21こうした雇用問題は、そもそも小泉内閣の規制緩和政策から始まったことだと思います。
今一度見直しを図り、改めるべきは改める必要があると思います。
若者や国民が夢や希望を持てる社会創りこそ重要なことだと思うのです。