教育研究発表会
今日(26日)は長浜市立びわ中学校において、13:00受付・13:15から公開授業、14:15から全体会ならびに記念講演と、びわ中学校区の「小中連携教育研究発表会」が行われました。
これは平成20・21年度と国立教育政策研究所の研究指定を受け、小・中連携教育実践研究事業としてびわ中学校・びわ南小学校・びわ北小学校の3校が研究推進してこられたものです。
テーマは「心豊かでたくましく夢と希望を持って、主体的に生きる『びわっ子』の育成~コミュニケーション能力の育成を通して~」でした。
写真は、6年生の児童がALTを中心に、中学校の英語の先生そして担任の先生計3人の先生の指導を受け、学んだ英語を用いてクラスの仲間とコミュニケーションの練習している授業風景です。緊張の中で結構楽しそうに学習していました。
参観者の様子です。
小中連携(一貫)教育は制度疲労した日本の教育を改革する一つの手だてです。これは全国的に取り組みが進められています。私は19年度の議会において小中一貫教育への取り組みとコミュニティースクールへの取り組みの必要について質問しています。
全体会における前田教育長代理先生の挨拶では、「今後は幼稚園を含む取り組みを期待するとともに、市内全体に広がることを期待したい」といった内容の話がありました。私は、幼稚園を含む12年間を見通した一貫教育の推進には大賛成です。
その後記念講演は、三鷹市立第二中学校でコミュニティースクールつくりと小中一貫教育に取り組み、現在文部科学省第5中央教育審議会委員の大峰せい子先生でした。
先生の話は具体性があり参加者には大変有益であったと思います。中でも“三鷹市ではコミュニティースクールと小中一貫教育を推進することによって、先生が・学校が・地域が・子どもが変わった。何より地域セクトがなくなった”という言葉には、御苦労の程を伺い知ることが出来ました。
今後、長浜市が取り組むべき教育の方向が今回の研究発表で明確になったように思いました。明日からの長浜市の教育推進を期待を込めて注視してゆきたいと思います。