神照幼稚園新築工事
去る19日(金)は第2回定例会議最終日でした。
市長から議案の追加送付について3件の説明があり各常任委員会に付託されました。私は総務教育常任委員会に所属しておりますので、付託された 議案第78号;工事請負契約について 慎重審議しました。工事とは「神照幼稚園新築工事」です。
結論は継続審議としました。
その理由は、入札予定価格(消費税相当額を除く) 金 583,960,000円で、調査基準価格(税抜) 389,307,000円だったものが、桑原長浜営業所により 378,000,000円で落札されたことです。
これは最低価格調査制度の調査基準価格を下回る入札が行われたため、市によって調査を実施しました。その結果6月10日に落札者として決定したものです。この時の入札業社数は24社で、そのうち最高価格入札社はA社でその価格は563,000,000円です。その差は2億円近くあります。
市に確認すると、長浜市の建築における事業でこの様に調査基準価格を下回った入札は今回が初めてだと云うことでした。なお、市は建築の設計変更は認めないことを確認しているとのことでした。
しかし、さらに詳しい説明を求めないと建築物に信頼できないこと等々から継続審議となったものです。
景気が冷え込んでいる時、少しでも地元業者に仕事をしていただきその雇用者に恩恵があるようにすることこそが行政の仕事だとも思うのですが?