道徳の転換

テーマ:教育
今日(5日)の産経、読売新聞1面に「道徳」の指導要領改定案が記載されていました。


産経新聞の内容は
"・・。改定案では、キーワードを示し、教員が何を教えるのか理解しやすいよう記述を明確化した。


・・・。文科省は「『読み物道徳』とも揶揄される現行授業から、子供たちが考え、議論する道徳への質の転換を進めたい」としている。"とありました。


平成14年?南中時代、市教委より学校関係者がテキサス州等へ学校視察に派遣されました。多くのことを学びましたが、帰国後直ちに取り組んだのは「道徳」の授業改善でした。


年間計画では24?の指導項目を8つ?のキーワードに絞り、各学年ごと特定の時間に授業設定をしました。


内容は20分前後で資料は終了、その後各グループで討論、まとめを黒板に記述、その後実行出来ることを確認という展開だったと思います。


後日、キーワードに沿った善行をした生徒に全校集会で賞詞を与えたと思います。


道徳は授業で終わるのではなく、学んだことを実践に結び付けることが大切なのです。


当時共に取り組んだ現職の先生は今もおられます。是非文科省の導入に先駆けて長浜市全体で取り組んでいただきたいものと念じています。


既に取り組んでおられるのであればお許しください。

コメント

  1. よこちん
    2015/02/06 21:13
    むかし学校で勉強の得意な子、体育の得意な子、音楽、美術の得意な子…がそれぞれいました。

    これからは道徳が得意な子(変な言い方ですが)も生まれてもいいんじゃないでしょうか。

    何か遠いところにある教訓めいた話を聞くだけじゃなく、道徳を実践することは楽しい、自分も人も幸せな気持ちにさせることを学んでほしいですね。

    でも学校での道徳教育の前に、家庭での道徳教育が必要ですね。親の責任は重いです…
  2. 君が代
    2015/02/07 22:20
    よこちんさん、有り難うございます。
    まったく同感です。
    文科省の目指す方向は既にアメリカで取り組んでいます。道徳は読み聞かせではなく、子供たちが議論して実践できることを見つけることです。
    その前に重要なことは親育です。既に議会で何度か提言してきましたが市の理解はまだまだです。
    その子の人生は生後36か月の子育てでほとんど決まるのですから。

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プロフィール

君が代

脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


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