HARMONY(調和)

テーマ:ブログ
去る7日、フランスでイスラム教過激派による銃撃事件が起こりました。


フランスは血を流す革命によって自由・平等・博愛を手にいれました。従って自由に対する思いは我々では理解できない部分があると思います。


一方、イスラム教の人に対してはイスラム教の預言者への侮辱や恥辱はあってはならないことです。


しかし、自分達の考えと異なるから抹殺するという行動は決して許されるものではありません。


今回の事件から思うことは、人種・宗教に関する問題解決は簡単ではないかもしれません。ただ、互いに人間でなのですから知恵を出し互いを尊重して理解することではないかと思うのですが・・・。


今日のグローバル社会においては多様な価値が存在することを理解し、過去から繰り返してきた暴力に訴えるようでは解決は難しいでしょう。あるのは報復の連鎖です。


今こそPEACE(平和)からHARMONY(調和)ある世界をこぞって目指す時ではないのかと思うことです。


ただし、韓国における産経新聞記者の在宅起訴問題は論外です。まさに「言論の自由」の抑圧・弾圧・封殺・冒涜以外の何ものでもありません。

コメント

  1. よこちん
    2015/01/15 23:46
    フランスにとっての「自由・平等・博愛」の精神もあくまでキリスト教文化圏内の精神であって、やはり他の民族や異邦を心底認めているかとと言えば、疑問が残るところです。

    今回のデモも、ともに唯一神を信じるキリスト教とイスラム教の対立の構図が見え隠れします。

    日本人の宗教感覚は彼らの理屈からすれば見れば、たいそう脆弱に見えるかも知れませんが、自然界に八百万の神を認め、神と仏が共生しているような宗教的感覚?が必要となってくるのではないでしょうか…

    HARMONY(調和)は日本の原始からある普通の感覚ですね。

    キリスト教・ユダヤ教・イスラム教はもともと同じ神から派生したものなのに、それぞれ唯一神としてしまったことが誤りだったのかも知れません、現状を見る限りでは…
  2. 2015/01/18 08:00
    よこちんさん、有り難うございます。
    まったく同感で、欧米の民族と日本人の宗教観は異なります。
    欧米は一神教で日本は多神教民族です。砂漠の宗教と緑の宗教の違いかもしれません。
    欧米人には日本人の感覚(調和)の理解は難しいと思いますが、学んでもらいたいことであり伝えたいことです。

最近の記事一覧

アーカイブ

カレンダー

<<      2015/05      >>
26 27 28 29 30 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 1 2 3 4 5 6

ブログランキング

総合ランキング
9位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
7位 / 816人中 keep
日記/一般

HTMLページへのリンク

プロフィール

君が代

脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


最近のコメント

お気に入りブログ

このブログの読者

読者になる
読者数:17人

参加コミュニティ一覧