朝日批判Ⅱ

テーマ:政治・経済
去る15日に開かれた自民党議員連盟「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の会合で櫻井よしこ氏が講演をしました。その要旨をさらに抜粋して記します。


"朝日新聞の姿勢として極めておかしなことがある。何故に日本国の過去と現在と未来に対してこんなひどい中傷や言われなきことを報道した責任について、社長自ら、もしくは編集局長自ら表に出てきて釈明し謝罪しないのか。


・・。最初に吉田清治証言が出たのは32年前。朝日はこの間どんな記事を書いてきたかを明らかにすることが先決であろう。


・・。こんなメディアはメディアではない。プロパガンダ新聞というものだ。私は、朝日はまず1つ2つやるべきことをやったうえで、廃刊にすべきだと考えている。


まず、世界に様々な言語で自分たちの間違いを発信すべきだ。その上で、当時の社長、編集局長、記事を書いた記者は全員名乗り出て、自分たちの展開してきた言説、報道を明らかにすべきだ。


自民党にも大きな要求を突きつけたい。河野洋平官房長官談話に「強制連行」の文字はないが、発表後の記者会見で「強制連行と考えてえよいか」との質問に、「おおむねその通り」という趣旨の答えをした。これが世界に強制連行を認めた談話であるという印象を広げたのである。


自民党は河野氏を党本部に呼び、(元)総裁としてどう考えているのかを聞き、100%情報公開してほしい。それが当時政権与党だった自民党の責任ではないか。


一日も早く教科書を書き換え、韓国の人々にも強制連行はなかったと伝えてほしい。申し訳ないという気持ちを、朝日も自民党も表明してほしい。正常であり得た日韓関係をこのような形にした原因は、こちら側が作ったのかもしれない。その大きな原因の1つは朝日の虚偽報道だ。"


靖国がA級戦犯を合祀ししたことを、「戦犯をたたえる神社」だと報道したのも朝日新聞。ことあるごとに「戦争責任」を問い、政権批判を繰り返し扇動するのも朝日新聞。それに呼応して便乗する一部の新聞と、さらに鬼の首を取ったように騒ぎ立てるのが中国と韓国。


私はこの構図にいつも疑問を持っています。

コメント

  1. よこちん
    2014/08/17 20:49
    とうとう朝日も吉田氏の記事が間違いだったと認めましたね。でも、まだ強制性はなかったとは認めてませんから。

    韓国も法律上の罪を問うことは難しいとは分かっているとは思うのですが、引くに引けないのか、文化の違いの問題なのか…

    集団的自衛権=戦争のアレルギー的拒否反応があるのは、アジアへの侵略戦争、無謀な大東亜戦争の罪を問われた東京裁判史観の影響が大なのではないでしょうか。

    A級=人道上の罪という、曖昧ですが深い罪の意識は根深いものがあります。
  2. よこっぺ
    2014/08/18 12:44
    本日の産経新聞には、福島原発についても朝日新聞の報道が事実と反していたとの指摘がありました。朝日新聞の株主=社主?の影響なのだろうかと思いましたが、そうでもないようです。
    なぜ、朝日新聞はそのような姿勢なんでしょうか?
  3. 2014/08/18 16:55
    よこちんさん、有り難うございます。
    朝日新聞は戦後他者の批判や責任を厳しく追及してきましたが、己の文責を負わない姿勢は許せません。
    韓国の歴史は中国の属国の歴史であり朝貢の歴史です。誇るべき歴史を持たないがために自国の歴史の改ざんをするのでしょう。民族と文化の違いを示す悲しい国だと思っています。日韓関係は、すり寄ってくるまでほっておくべきだと思っています。
    戦後の日本は、敗戦と勝者が一方的に裁いた東京裁判がトラウマとなり自信を無くしたことは事実でしょう。しかし、今日の日本は世代も変わり、自信をもって外交に専守防衛に毅然と備えるべきだと思っています。
    戦犯問題は、東京裁判で決定したもので、日本国としては戦争の総括もしていませんし、各級も付けていないことも知っておくべきことだと思ています。
  4. 2014/08/18 17:36
    よこっぺさん、有り難うございます。
    私も今朝読んで「またかっ」と驚きました。
    分からないことは、「なぜ朝日新聞はここまで日本国を貶めるのか」ということです。
    「吉田所長命令に違反、署員9割撤退」とまったく虚偽の報道をやらかしました。吉田所長そして所員の名誉をどのように考えているのでしょう。
    朝日新聞並びに6チャンネルはよほど懐疑的に視聴しないと洗脳されるでしょう。
    私は、朝日新聞は櫻井よしこ氏が言うように廃刊にすべきだと思っています。

最近の記事一覧

アーカイブ

カレンダー

<<      2015/05      >>
26 27 28 29 30 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 1 2 3 4 5 6

ブログランキング

総合ランキング
9位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
7位 / 816人中 keep
日記/一般

HTMLページへのリンク

プロフィール

君が代

脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


最近のコメント

お気に入りブログ

このブログの読者

読者になる
読者数:17人

参加コミュニティ一覧