長浜の古代史

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昨日(22日)10:00から南郷里公民館で「平成26年度;長浜さざなみ会」の総会と研修会がありました。多くの方はご存知と思うのですが、研修は素晴らしいもので己の無知に改めて気づきました。


研修の講師は高月観音の里歴史民俗資料館 学芸員 西原雄大先生です。タイトルは「川崎遺跡・鴨田遺跡等から古代長浜を考える」です。


長浜の曙は1万5000年前の旧石器時代にさかのぼり、これは虎御前山から出土した石器が証明。それから1万年以上戦のない穏やかな時代が続いたようです。


葛籠尾崎湖底から1万4000前、縄文草創期~7中期の土器が見つかる。なぜ湖底に沈んだかは今も不明。


川崎遺跡は2700年前(弥生前期)、この時代は米作を始め村が形成だれていた。多数の農耕具出土。日本最古の漆塗短剣の鞘、儀式用の漆塗弓等多数出土。


鴨田遺跡は3世紀、弥生後期から古墳時代。前漢時代使用されていた五銖銭出土(全国で三例)、全国から物資が集まる(各地の10万点を超える土器の出土)、日本最古の文字が刻まれた土器の出土、中国にしかないさしば状木製品、ヒト・龍・水鳥が描かれた絵画文土器出土、卑弥呼時代の巨大王墓群も出土、。


他にも多数の遺跡が点在しており、こうした状況からこの地(長浜市)が邪馬台国の跡地ではないかとの意見もあるようです。


私たちはそうした1万5000年からのDNAを受け継いで今日この地で生かされて生きていることを思うとき、改めて日々を大切にしなくてはいけないと考えさせられました。

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脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


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