不穏な中国事情から思うこと

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今日(5日)は長浜の花火大会です。今ほど終わったようです。娘は5時過ぎから友達と自転車で見に行きました。22:00までに帰るとのことです?

さて、北京オリンピックも3日後には開会式です。しかし、心配していたことが起こりました。それは新疆ウイグル自治区カシュガルでの爆弾テロです。

丁度2年前私はカシュガルを旅行しました。いろんな風景が印象深く残っているところです。彼らは陽気で中国のイメージとはまったく違う環境でした。

このウイグル人たちは日頃から警察を自分達を弾圧する対象として見ています。今回の事件でさらに弾圧が強まればそれへの報復が行われることでしょう。負の連鎖とならぬよう中国政府は何らかの対応をするべきだと思うのですがどうなるのでしょう?

ウイグル人だけではなくチベット人をはじめ中国国内には民衆の怒りや不満があふれています。民主化を求める人々も息を殺してその時を待っているように思います。見えぬ敵に怯えながら中国共産党はオリンピックを迎えていることでしょう。

その証拠にテロに備えて陸海空3万5000人の動員と各種兵器を準備しています。

中国がオリンピックを受けるときに幾つかの条件があったように思うのです。その一つは人権問題二つは報道の自由だったと思います。しかし、いずれもなんら解決している様子はありません。

今最も心配なことはオリンピックが無事に閉会式を迎えることが出来るか。そして総ての参加者が無事にそれぞれの国に帰ることが出来るか。

情報では日本の新聞やテレビ局の記者2名を含む数人の海外のジャーナリストがカシュガルの警察に拘束され暴行を受けたとのことです。このことに対して日本政府はどのような対応をするのでしょうか。

今最も重要だと思っていることは中国が困難な北京オリンピックを通してどれほど品格を持った成熟した国家に成長するかということだと思うのです。如何でしょうか?

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プロフィール

君が代

脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


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