アルコール分析

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いよいよ一番搾りの時期が近づいてまいりました。

今日はどれくらいアルコールが出ているかの分析です。

まずはいつものように15度に温めて、日本酒度渡計でメーターを測ります。

現在ー5。

±0から+の数字が増えるほど辛口になってきます。

 

 

 

これをメスフラスコにとって、100mlの試料をとります。

 

 

その次に蒸留フラスコに移し変えて、15mlの水で2回洗い洗い液をフラスコの中に入れます。

次に蒸留フラスコを冷却器に連結して、そのメスフラスコを受器として蒸留開始です。

蒸留の様子はこちら↓

 

 

 

蒸留されてメスフラスコに溜まった液が純水アルコール。

いわゆる米から作った焼酎ですね。

 

蒸留液が70ml(約30分~35分かかります)溜まったら蒸留を止めて、留液に水を加えて15度で100mlにします。 

 

 

それを15度で酒精度浮ひょうの目盛りを読むと、純水アルコールがどれだけ出ているかがわかります。

この数字が、今造られているアルコール分になります。

 

そして分析し終わったろ液の行き先は↓

 

 

毎年、柚子の木の根元にあげてます。

だからうちの柚子綺麗な黄色なのかな。

 

この作業まだ外気が暖かいので助かりますが、これからどんどん寒くなると、この実験場暖房設備がなくほとんど外気温と同じ寒さの中での作業となり、極寒なんですよね~。

これからが辛いのよね。ホカロン貼ってがんばろ。

 

 

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ゆうこりん

滋賀県の木之本で酒造業をいとなんでおります山路酒造の女将です。
私も、杜氏と一緒に酒造りに励んでおります。

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