酒米
テーマ:ブログ
2009/01/30 09:31
安土で契約栽培してもらっている農家から私達が仕込んだお酒の酒米が届きました。
いつもはもっとはやい時期に送ってきていたような気が。
開けてみますと
減農薬栽培米玉栄の稲穂。
通常の飯米の稲より酒米は背が高く倒れやすいので、農家の方も作るのに苦労するそうです。
一粒一粒の米の大きさもやや大きめ。これを、50%削ったり、40%削ったりして使います。
農家の方のご苦労があってこそ美味しいお酒ができるのだなぁと改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
お酒造りも色々な人の手や努力によって造らせていただいているんだなぁ、と感じる今日この頃です。
コメント
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2009/01/30 09:45昨年は事故米問題が大きく取り出されました。
山路酒造さんのところのような酒蔵さんは、原材料を契約栽培にされたり「造り手が見える」とうい点でほんと安心していただけますね。 -
2009/01/30 16:59>tossanさんへ
これからの時代、口に入るものは特に生産者の顔の見える原材料が必要とされています。
小さな蔵ですが、これからもお客様に安心して飲んでいただけるよう酒米や水にもこだわっていきたいと思います。
>ミユさんへ
ほんとにそのとおりですね。一人では何もできません。
酒米を作っていただいている農家では、生産者の方が自分で育てた稲と一緒に写された写真も送ってくださいます。みんなで一緒に造っているんだなぁと改めて思いました。 -
2009/01/30 18:57近江の美味しいお米と、木之本のおいしい水。やはり、いい酒はこれがなければね。食を担うものは豊かな心が必要なんですね。ありがとうございます。いいものを見せていただきました。
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ケンアニー2009/01/30 19:48生産者の写真入りの農産物が人気になっていますが、
この稲穂はお酒の原材料の顔写真的な意味もあるのですかね。
本当に美味しい食材・日本酒を選ぶには、顔に加えて、現地の気候、風土、畑・蔵の状況、造り手の心意気、ご苦労などを知るためにも、時間を惜しまずに、生産元・蔵元に伺って、購入するのがベストなのでしようね。
いろいろな機会に恵まれまして、本当に美味しいお酒に出会うことが出来ました。
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2009/01/30 20:30>ぱんやさんへ
近江米おいしいですよね!湖北の地下水まだまだきれいでおいしいです。
こんな環境のいいところで、酒造りができるのはある意味幸せなことなのでしょうね。
ぱんやさんがおっしゃるように、豊かな心と感謝の気持ちを持ち続けたいとあらためて思いました。
>ケンアニーさんへ
お米を作って下さっている農家の方も米作りに誇りを持っておられます。
お米をその使って今度はお客様に喜んでいただけるお酒を造る。なんだか使命のように感じてきました。
ケンアニーさんは、わざわざ蔵見学にもきてくださり、どんな場所で誰がどのように酒造りに取り組んでいるかを少しではありましたが、見ていただけたのでしたらうれしいです。 -
2009/01/30 22:52私たちも、ゆうこりんさんたちのおかげで、おいしいお酒をいただけることを感謝します。
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2009/01/30 23:28昨年は「どかぁーと」積まれた米蔵の記事でしたね!
これは、お祈り用の酒米でしょうか?
さすがお酒用となると粒の大きい稲穂ですね!
(初心者の質問で申し訳ありません) -
湘南のおじん2009/01/31 00:48この酒米の稲穂標本は品質保証の証なのか、記念的な意味なのか、稲の神様に感謝して、神棚へのお供え用なのか、いろいろな意味があるのでしょうね。
このブログを拝見することによって、本当にいろいろな方のご苦労があって、また、自然の恵みがあって、美味しいお酒が出来るのだと、再認識しました。
造り手のご苦労への感謝と、造り手の後姿を思いながら、美味しいお酒を頂く今日この頃です。
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2009/01/31 03:13稲穂!
うちも父がきれいに整えて
床の間に飾ってありますよ。
来年度の豊作祈願でしょうか。
3月から種まきが始まります。
~農家の嫁より~笑 -
2009/01/31 17:03>ブルーベリーままさんへ
そうですか、床の間に。
大切に育てられた稲穂ですものね。
豊作祈願ですね!
3月になると種まきですか。
それまでに今年の暮れの仕込みのため
農家の方にどれくらいの数量のお米が必要か
お願いしなければなりません。
~酒屋の嫁より~笑 -
2009/01/31 17:20>おやじさんへ
おやじさん、泣かせる事を言ってくださいまして
ありがとうございます。
そのお気持ちに少しでもおこたえできるよう
日々精進いたします。
>おおの履物店さんへ
あの「どかぁーと」積まれた米は、すべてお酒に変身
いたしました。
酒米はやはり中の芯白が大きく飯米よりは粒は大きめです。
(いえいえ、私もお米に関しては素人みたいなものです 笑)
>湘南のおじんさんへ
この酒米の稲穂は、その年とれた稲穂を毎年送ってきてくださいます。
農家の方も美味しいお酒ができるよう丹精込めて作ってくださいますので、一粒たりとも無駄にはできません。
お酒一つ造るのも決して一人の力では出来ない事をあらためて考えさせられる毎日です。