敬老の日と滋賀県平和祈念館
台風が接近して大雨模様の連休ですね。以前は今日が敬老の日でしたが、何年か前からのハッピーマンディで明日が敬老の日です。
長浜市の最高齢者は私の母の叔母さんになる人が108歳でご健在です。残念ながら長浜に今おられませんので市長の高齢者訪問は103歳の方でしたね。いずれにしてもすごい高齢です。なお母の叔母さんの娘さん(母の従姉)は今年の春83歳で亡くなられました。そんな年齢で「親に先立つ不孝。」になってしまうのもなかなかないことです。東京五輪まで頑張って欲しいと思いますね。
さて、敬老の日を迎える前に、消費税増税とともに憲法の改悪や自衛隊の防衛についての考えを見直す動きが出ております。先日母が言いました。「あんたらも戦争いかんならん様になるかもしれんで。」私も若々しく(ばかばかしく)は見えますが五十路マンです。「こんな年齢で行くわけないやろ。」(笑)と言いましたが、「待てよ、これだけ高齢化が進み若手がいなくなると戦争へ行けるやつがおるんかいなこの日本に。」と思いました。
戦争などに行く必要も戦争を起こす必要もありません。実は本日、湖東の方に行きまして偶然、滋賀県平和祈念館の前を通り、見てきました。長浜小学校出身の武田倫江さんという女性の方の当時の絵日記や図画工作の作品が展示されていました。係員の人に聞いたら、まだお元気で私どもの近所におられるようです。
記念館の展示物を見て、涙が出そうになるものもありました。戦争を起こしてはいけないと改めて誓う気がしました。しかし、それよりも日本は再軍備するどころか兵隊になれる人も減っています。兵力に割かれたら国内の生産力は落ちます。深刻な問題となっているんだなと思いますね。
今年の敬老の日は、少し考えさせられる日となりそうです。