NZでの日本のマスコミ
ニュウジーランドのクライストチャーチの大地震。本当に大変な災害になりました。富山の外国語学校でしたかまだ不明者が居るみたいですね。人間が水なしで生きられるのは72時間(3日)、そして明日から雨の天候ということで「救助がスムーズに行くのは今日1日が勝負」と救助に関わるレスキューの皆さんは必死になっておられます。
それに対して本日の昼にニュースを聞いていて、とても残念に思った事があります。日本のマスコミ陣の恥ずかしい行動とインタビューです。もちろん危険と背中合わせで一生懸命取材しておられる方もおられます。しかし被災者の気持ちを踏みにじるような取材が多いのも確かです。
何でも今日、病院へ無断で取材に入り、身柄を拘束された日本のマスコミがあったとか。病院は今、大変な時。変な人物が入らないよう当然規制があります。それをパパラッチみたいな行動。情けないですね。
また日本の救援隊の隊長へのインタビュー。本当にもう少し考えて欲しい内容の問いかけがいくつかありました。その中で「ビルが完全に崩れており、絶望的だという話しもありますが?」というバカな問いかけに対して「私達は一人でも多くの人々を救い出したいと考えております。結果が出るまで最善の事を行なう・・・。」とか言われていたのが印象的でした。
本当に救援隊の皆さん、よろしくお願いします。
それと富山語学学校の生徒で助け出されましたが片足を切断する事になってしまった人がいました。家族に向けて「心配いらないよ。」とピースサインをしているのには本当に涙が出ました。
マスコミの皆さん、芸能みたいにスクープを狙うのではなく、日本にいる人達に安心と勇気を与える取材をしてください。日本の恥をさらさないで下さい。お願いします。