アジアの誇り
昨日のWBC、すごかったですね。コブログにも関係する多くの記事が載っています。イチローが最後に打った場面。たまたま休みだった私はテレビ観戦していましたが、9回追いつかれたところで怪我の治療のため病院へ。病院で受付してしばらく、会計の待合場でテレビ観戦していた人達から大きな拍手で知りました。レントゲン検査をしに行くと係りの人が「日本優勝しましたね。」といってくれて「良かったですね。」といって、喜び合いました。こんなこと久しぶりじゃないですかね。
WBC。本当に色々問題がありました。日本がした全9試合中、韓国と5回、キューバと2回、中国、アメリカと1回。なんと4つの国しか試合をしていないのです。いくら、営業面でのこととはいえあまりにもおかしなシステムですね。
投手の玉数制限。ある意味、試合の流れが変わる事もあり面白いかもしれません。このルール期間限定で考える余地はあると思います。
今大会はアジアの2チームが大会に合わせてある程度仕上げて来ました。それに対しアメリカなどは調整の位置づけ。昨日の朝日新聞にありましたが「アメリカがこのような姿勢をとり続けている限り、次回以降の優勝の可能性も低いと見ていいのかもしれない。」とありました。まさしくそう思います。
昨日の試合、イチローのヒットが目立っていますが、岩隈の素晴らしいピッチングと内川の素晴らしい守備があってこそです。岩隈が同点本塁打を浴びた後のスライディングキャッチと2塁への送球によるアウト。あれで、韓国への流れを止めた、史上最高のスーパープレーでしょう。また、9回同点に追いつかれたとき、無理にバックホームせず、3塁への進塁を止めたことが、延長での逆転につながりました。
韓国のクローザーはヤクルトの林。サインの伝達ミスだったそうですが、そんなことは関係ありません。あの二人の対決は両者がしのぎを削った最高の勝負だと思いますよ。
とにかく、日本人であることに皆が誇りを持ち、日本と韓国で素晴らしい世界最高の決勝戦を行った両チームに大きな拍手を送りたいです。
韓国チームは日本より力はもう上であったと思います。ただ、マウンドに国旗を立てる。その精神面の未熟さが最後の勝敗を分けたのかもしれませんね。
アジアの誇りの両国に乾杯!いいゲームをありがとう。