方言の温かみと商売
本日の夕方、テレビで兵庫県の出石(いずし)の特集をやっていました。ここは、出石そばで有名ですが、城下町と丹波、但馬などの交通の要衝であったそうです。芝居小屋もあったそうで、近年は観光地でありました。しかし、最近は観光客も減少にあったそうです。
そこで、出石方言を使って観光客への接客などを行おうと、出石方言の勉強会をされました。詳しいことはホームページなどをごらんになって下さい。
テレビでは発起人をされた人のそばやでお客さんに方言で接客しようとされるのですが、最近は使わないので恥ずかしがってなかなかうまく行かないようでした。しかし、最近では普通に使っておられるようです。
あまり、方言が過ぎると外国へ行くようなのでほどほどにした方がいいと思いますが、こういうのもいいですね。コンビニ接客などと言われますが、あれが本当は理想的な商売の接客らしいです。お客様とのふれあいと言って、常連客と話すのは間違いであります。
ある意味、セオリーに反しているようなのですが、観光客にその地を知っていただくと言うのには有効でいい事なのかも知れません。
また、テレビで述べておられましたが、「方言を勉強することにより、出石の歴史、文化、風土をよく学べた事が大きい。」とのこと。これが大切なんでしょうね。
地方の活性化事業が多く行われ、週刊誌でも三成クーポンが掲載されていました。これらの事業を行うにあたり、私達の商店街も、改めて学校では学ぶことのない石田三成や戦国時代、湖北長浜の地理、歴史を学ぶ機会を作ることが必要なのかもしれません。
ちなみに、出石は宿泊施設がなく滞在型はできないので、今後それらを踏まえてどうするかが課題だそうです。