2代目襲名披露
本日の朝、テレビをつけたら、林家いっ平改め林家三平の2代目襲名披露のパーティの模様が出ていました。マスコミは海老名家の海老名みどりと泰葉の冷戦などが面白いのかもしれませんが、そんなつまらないことはさておいて、安倍元首相や渡哲哉の挨拶やアントニオ猪木の闘魂注入などがあり、いい披露パーティになったのではないかと思います。
昭和の爆笑王といわれた偉大なる父親をどう乗り越えていけるのかファンも注目の噺家でありましょう。
2例だけかもしれませんが父親の名前を継ぐのは次男が多いですね。大相撲でもおにいちゃんが若乃花、弟が父親の貴乃花でした。まあ、お父さんのお兄さん(伯父さん)が若乃花だったこともあるのでしょうけれど。大相撲や柔道では大抵兄より弟の方が出世します。愚兄賢弟という私の大嫌いなことばがありますが、受け継ぐ責任の重さにつぶれることの多い長男に対し、長男のような縛りが少なく気楽にやることで親以上のものを見せることは次男の方が多いことを物語っているのかもしれません。そういった意味では、次男に三平を襲名させたことは長男のこぶ平(現・正蔵)にとってもよいことではなかったかなと思います。
一般の社会で2代目を名乗るとき、税理士や医者のように資格がいるものはそういう面で目安がつきます。先に述べた相撲でも勝って番付が上に行って、親と並ぶ、抜いたなどというものが形だけでも出ますが、普通はそういうものがありません。だから、人により評価が変わります。親と同じ仕事をするときは偉大なる親に挑戦するわけですから、それなりの心構えがないと「かずしげ君」になってしまうのでしょうね。
2代目・林家三平も母親の海老名香代子さんから「まだまだ、父親と比べて三平を名乗るのは早いと思います。ただ、名前に芸がついて行くということもあります。その名に恥じぬように精進して欲しい。」といっていました。父親と同じ道を歩んだなら父は尊敬すべきライバルであります。最高のライバルに対して三平さんは頑張って欲しいと思います。
貴乃花で今日、PCをあけたら記事がありました。K社が今話題の八百長や貴乃花が部屋を受け継ぐ際に権利証等を勝手に持ち出したなどの、でたらめな記事をFに書いていて、貴乃花は名誉毀損で訴えていて貴乃花の勝訴に終わりました。それでもわずか400万円の慰謝料。これならK社は書き得で、何も損はありません。本当はこのように言論の自由や信頼できる報道を阻害するマスメディアには、その会社がつぶれるほどの罰金を科すべきだと思いますがいかがなもんでしょうか。