時をかける
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        2009/07/29 09:30
  うちの座敷に古い徳利が飾ってありました。
結構古そうな徳利です。
母にいつくらいのものか尋ねますと、
「江戸時代くらいかな」
くらいかなっというのが結構曖昧ですが、まあ最近の物でない事は確かです。

御用 桑酒 江洲 木之本 と書いてあるようです。

こちらが徳利の裏側。
山路清兵衛とかいてあります。
うちの屋号を清平といいます。
父の先代まではずっとこの清平を名乗っていたそうですが、父の時代から本名できています。
若い子達に清平はちょっと可哀想かもしれませんね。
この徳利を見ていると、私たちの生まれるずっとずっと前から、色々な人の手に渡りながら時代を超えてきたのでしょうね。
江戸時代というと歴史の時間にちょこっと習っただけですが、その時代の徳利がこの手の中にあるのが不思議でもあります。
この徳利に触れるだけで過去が見えたら面白いのに…なんてことをふと考えます。
 
