琥珀色

テーマ:琥珀色の囁き

よく乾いた徳利に琥珀色の桑酒を詰めます。

毎度のことですが、使う杓から出しのみからすべてまずは熱湯消毒。

まずは200ml瓢箪。口が小さくじょうごも小さく一番詰めにくい瓢箪です。

じょうごには空気抜きの筋が入っているのですが、それでも上手く空気が抜けず、口から溢れ出してしまいます。

なんとかいい方法はないかと詰めるたびに思いながらうん十年。

進歩ないなぁ。

お次は300ml源蔵徳利。

これは口が大きくじょうごも大きめ詰めやすくてあっという間に詰まりました。

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でも今度は口が大きすぎで、コルクが中に入りすぎて「これはお客さん、あけられんやろ~」てなことに。

一升徳利。左手で支えるのが重い、重い。

900mlの杓で2杯入れます。

全部詰まったら、だしのみを外しタンクの口をアルコールで消毒して、またそれぞれの道具を熱湯殺菌。

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いいお天気なのですぐに乾きました。

今日も琥珀色の桑酒に思いを込めながら、1本1本詰めました。

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ゆうこりん

滋賀県の木之本で酒造業をいとなんでおります山路酒造の女将です。
私も、杜氏と一緒に酒造りに励んでおります。

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