商談
今はお中元真っ盛り。
大阪梅田の阪急阪神百貨店からお歳暮の商談に来るようにメールが届きました。
えっ!もうお歳暮?なんて気ぜわしいこと。
というわけで、すっごい暑い中大阪まで行って来ました。
電車の中もほとんどクーラーが効いていません。
でも電車を降りるともっと猛暑。
いきなり汗だくになりながら商談会場へ。
またスーツ着てるもんだから暑くて、サラリーマンの方の気持ちがよくわかりました。
商談会場へ着き、今現在のお中元の売れ行き状況やお歳暮に出すお酒の相談や、来年のお中元のお話までしてまいりました。
非常に疲れました。
商談会は約20分ほどで終わり、朝早く出たものですからけっこう時間があります。
早めの昼食を取ってから、以前ブログでも紹介しましたが、一度大阪へ行ったらお尋ねしようと思っていた宮本 順三さんの記念館に行ってみる事にしました。
下調べはしていったものの、方向音痴な私、果たして行き着けるのか。
まずは大阪駅から環状線の外回りに乗ります。
ここ、間違いない。鶴橋に向かいます。
おっ!2番線鶴橋って書いてある。なんか小学生みたい。
う~ん、順調、順調。次は近鉄線に乗り換えて、八戸ノ里へ。
ふむふむこっち方面やな、きっと。
着いたぁ~ばんざーい!!
と、ここから道にしばらく迷って、汗
着きました。何時に着けるか、ほんとに行けるのかもわからなかったので、ご連絡はしていきませんでしたが、休館日ではないことは確かめて行ったので、順三さんの娘さん(以前順三さんと木之本へ来てくださった)と孫娘さんにお会いすることができました。
孫娘さんに丁寧に館内を案内していただきました。
これは、順三さんが書かれた自画像。
こちらがご本人のお写真。ほんとにいつもお優しい笑顔でした。
順三さんは画家も目指されていたのですばらしい絵の数々が展示してありました。
彦根高等商業学校(現在の滋賀大学)に通われていたこともあり、滋賀県にとても愛着を持っていただいていたようです。
色使いが綺麗なのと、とにかく楽しそうな絵です。
彦根をこよなく愛しておられたそうです。
これは彦根の下宿の絵だそうです。床の間にスキーの板が立てかけられています。
絵の道具もおいてありますね。
こちらは宇野元総理大臣の絵
このギャラリーのあと、グリコのおまけを展示しているブースを見せていただきました。
手前はグリコのおまけ。奥は金型だそうです。
本当は写真撮影は遠慮しなければいけなかったのですが、特別撮影許可をいただきました。
その割りに写りが悪くてごめんなさい。
順三さんの好きだったシトロエン。
グリコの社長さんからの感謝状も飾られていました。グリコに貢献された方だったのですね。
かわいいおまけの数々。
見つけました!順三さんの愛してくださった、桑酒。
河童と一緒に置かれています。生前順三さんはカッパと桑っ葉をかけて、くわっぱ酒で売り出そうと、うちの五郎叔父さんに話を持ちかけておられたそうです。
これも琵琶湖をかたどった中に、伏見人形の流れをくむ廃絶寸前の小幡人形を集められていたそうです。
滋賀県が本当にお好きだったんですね。琵琶湖をかたどった所に色んなおもちゃが置かれていました。
順三さんは亡くなられる寸前まで外国旅行をし、世界のおもちゃも集められこの館に展示されています。
大人になっても子供の心を失われず、いつも前向きだったと娘さんと孫娘さんは当時の順三さんを語られました。
そんな順三さんにお会いして、お話しすることができた私も幸せだなぁと思いました。
ぜひ木之本へもお越しください。お待ちしております。
ついつい長居をしてしまい、帰途に着いた私でしたが、あれ?入館料払ってない!!気がついたのは帰りの電車の中。恥
ごめんなさ~い!!
帰りは行きと反対にかえれば大阪に帰れる。鶴橋までは順調でした。
ところが環状線で人身事故のため外回りも内回りも運行停止。
どうする??
仕方がないのでそのまま難波まで出て今度は御堂筋線で梅田まで。
大回りして帰ってきました。
とっても熱い、暑い一日でした。