風物詩
先日、葉刈りにきていただいてましたが、その後庭師さんたちは帰っていかれたので、
「今年は雪吊りなしかな~」と父とも話しておりました。
何日か経った 昨日のいいお天気にまた来てくださり
雪吊りの準備が始まりました。
この竹が真中の芯棒になるんですね。
クレーンが出てきて大掛かり
今年は心なしかいつもより高いな~と母と話しながら眺めておりました。
1本1本丁寧なお仕事
青空と合いますね~
仕上がった頃には当たりはすっかり暗くなってきました。
今年も「見越しの松」の雪吊りの完成です。
ちょっと電線が邪魔だけど、通りすがりの人達も見上げていかれました。
この時期の冬に入る前の風物詩です。
さすがの職人技を今年も見せていただきました。
ありがとうございました。
これでどんだけ雪が降っても大丈夫!
いや、やっぱり降らない方がいいな。。。
酒母の様子
酒母。
その名の通り お酒の母。
加温操作でだんだんと状貌が変わってきています。
少し膨れてきました。
湯を入れた暖気(だき)を入れます。
これによって加温します。
加温操作によって酵母の増殖が盛んになり、発生する炭酸ガスによってこのように表面が膨れてきます。
この時期を膨れといいます。
糖分など酵母の増殖に必要な栄養分が十分に蓄積された時期で、十分甘みが出て酸味と調和の取れた濃厚な味になります。
この酒母を元にしてお酒の本仕込みがはじまります。
表面の泡の様子も日に日に変わってきます。
綺麗な泡。
いい香りもしてきました。
昨日はこんな感じ
綿菓子みたいになってきた
本仕込みにはもう少し日にちがかかります。
毎日分析やってます。
発送峠
11月に入ってから ぽつ・ぽつ とお歳暮の注文が 週末になるときていました。
6セットずつ。
ダンボール一箱ずつの発送。
まあ、11月の今頃はこんなもんだな。
ダンボールに4箱くらい余分に作っておいたらこの月いけるな。
ってことでこの週末もいけるはずでした。
おとといの夜にFAX
注文個数 120
ん?
6個ちゃうの?
メガネをかけて見直しました 小さなFAXの文字を。
何、これ、こんな急に。
今まで1箱やったのに。
ダンボール20箱分。
以前にもこんなことはありましたが12月入ってからのことでした。
油断大敵火事おやじ。
お酒の2本箱も足らない 注文しないとないやん。
箱組みもせなあかんやん。
焦る~!紅葉見に行ってる場合やなかった。
全然準備万端ではありませんでした。汗
まだ心の準備ができていません。
それでも体は動かさないと。
なんとか手伝ってくれる人(まさかの時の助っ人)の手配もすませて後は一気にいきまっせ~
「大丈夫!大丈夫!私らになら絶対できる!」と
力強いお言葉。
お~友よ~♡
とにかく足らない分のレッテル貼りから
純米貼って
純米吟醸貼って
あかん、裏貼りがもうない。
コピー、コピー。
あれ?上半分かすれてきた。
わしわし
ひもひも
カッパ、カッパ
次は箱組み。
箱はまだか。
着いた。
午前中に着いて本当に助かりました。
蔵に運んで
組もう。
折り目を付けて箱組み開始。
蓋は私に任せてちょうだい!
助っ人の彼女には身のほうを
彼女はピアノの先生をしているので手が大きいのだそう。
昔からすごく箱組が上手。
早い、早い。
箱にお酒を入れてセットにして
ダンボールに詰める、詰める。
外がだんだん暗くなってきました。
なんとか無事に20箱完成。
ばんざ~い\(^o^)/
今日の発送になんとか間に合いました。
すばらしい相棒と長い付き合いの助っ人さんのお陰でハラハラ・ドキドキの荷造りが終わりました。
は~、もう少し作っとこ。
まだまだ峠はあるのかな~。。。
もみじまつり
ここのところの寒さで一気に紅葉もすすんだようです。
徒歩1分の意冨布良神社(おおふらじんじゃ)
今年も綺麗に色づいています。
紅葉の萌えるような赤
銀杏の木の鮮やかな黄色
このようなのぼりがかかげられてました。
どれどれ?
15日から25日まで。
ライトアップもされるようです。
さぞ、幻想的なことでしょう。
私はまだライトアップされた紅葉は見たことがありません。
伊香高の方へ行くと、これまた美しい紅葉。
ここの紅葉、色が綺麗なんですよね。
女子高生が紅葉の下で待ち合わせをしているようです。
こんな真っ赤な色から
少しオレンジ色の紅葉まで目を楽しませてくれます。
毎年、近場で紅葉狩り。
いいところです。
雪さえ降らなければね。
雪おこしの雷
昨日は朝から荒れ模様。
すごい雷。
この辺りではよく雪おこしの雷と呼んでいます。
これは霰か雪か。
寒い蔵の中で瓶詰め開始
今回は一番コルクの詰めにくい500ml徳利から詰め始めました。
詰め殺しでコルクを殺しながら。
次は200ml瓢箪
これは口が小さいから入れる時 漏れる~
この瓢箪は焼き物なんですが、手作りのため一つずつ少しずつ口の大きさが微妙に違います。
小さな漏斗で詰めるのですが、空気が上手く抜けないとぶくぶくぶくと漏斗を差し込んだところから溢れてしまいます。
なかなかはかどらない。
手が冷たくて指先が かじかんできた。
まだ真冬じゃないのに。
まだ11月なのに。
これが一番簡単。
口が大きな300ml徳利。
でもバイトの相棒にお手伝いしてもらっている間には全部詰められなくて、彼女は帰って行きました。
私は残って一人残業1時間。
終わって、器具の消毒殺菌。
洗い物をして終了。
おじいちゃ~ん、300ml詰まったで~~!