ソウルの塊
私の可愛い妹のような『びわ湖の歌姫』さんからメールが来ました。
「杜氏さん来られたんですね。アツいっす。
酒造りに精を出す姿の写真を送ってもらえませんか~?
私にとって、酒造りはソウルの塊、民謡の塊です」と。
それで私は、「仕事してる姿を撮るのは私やから、私の写真は無理かな」と返しますと
「あ、すみません・・・欲しいのは能登杜氏さんの写真です」
あっ・・・そう(-_-;)
てなわけで、昨日は杜氏さんたちの仕事の様子を仕事の合間に写しました。
出麹をする杜氏さん
麹を運ぶ後ろ姿。
昨日は無農薬栽培米 山田錦の水麹の日。
酒母を作ります。
朝の間に、このタンクに水と麹と乳酸と酵母を入れてよくかき混ぜておきます。
こうして麹のエキスをたっぷりと出しておきます。
浸漬した 山田錦を甑(こしき)に入れます。
真っ白いお米。
その後、お米を蒸して蔵内に広げます。
蒸米を冷ましている杜氏さん。
予定の温度になるまで冷まします。
温度計を真剣に見る杜氏さん。
予定温度になった蒸米投入。
櫂入れ(かいいれ)する杜氏さん。
みんな無言です。
汲掛け(くみかけ)する杜氏さん。
この筒を入れて中から蒸米をすくって、中の酵母のたっぷり入った液を周りの米にかけていきます。
この作業を汲掛けと言います。
なんだか、私は写真ばっかり撮って仕事してないみたいに見えるな(笑)
さて、この中にびわ湖の歌姫さんの気に入った写真はあったでしょうか。
ソウルの塊の写真。
杜氏さんたちの話す能登弁。
私に話してくださる時は、なんとかわかります。
杜氏さん同士で話されている言葉は解読不可能です。
こっちのほうがもっとソウルかも(笑)