はじまりました
テーマ:ブログ
2012/11/10 09:30
杜氏さんたちが能登からいらっしゃいました。
酒造りはまず蔵内の掃除からはじまります。
醸造計画書を作り それから米洗い
蒸米のいい匂い。
酒米の蒸しあがり
まずは麹米からです。
蒸しあがりの米を布に取って
担いで、蔵の中に広げます。
粗熱を取ってから麹室(こうじむろ)に運び入れます。
これを「引き込み」といいます。
何度か手で混ぜながら温度を下げていきます。
麹室の天井にはこんな天窓がついています。
ここを開けて、少し冷たい空気を入れながらゆっくりと蒸し米の温度を下げていきます。
あまり一度に温度を下げると お米の外側だけが冷えてしまい、内側が熱いままになるので、ゆっくりゆっくり温度を下げます。
これが『もやし』麹菌です。
緑色をしています。
予定の温度になったら麹菌をふりかけます。
シャカシャカシャカ
それからもう何度か酒米を混ぜて、麹菌が均等に酒米につくようにし、また伏せ温度になるまで混ぜで行きます。
室の温度は28℃。
入った時は気持ちいいけれど、このころになると汗が吹き出してきます。
この一連の作業を「床もみ」といいます。
酒米を真ん中に盛って、これで一晩。
次の日の朝は5時からここでお仕事です。
起きられるかな~