分析
テーマ:ブログ
2012/11/22 09:30
「奥さん~、分析たのむわ~」
今年も分析のお仕事です。
ろ液を取って
お湯でろ液を15℃に温めます。
温度計の下に写っているのがボーメ度浮ひょう
酒母や醪中のエキス分(糖分)が多くなれば、ボーメの値は大きくなります。
目盛りをよみます。
この時、必要な物が・・・
これなんだな~
昔は虫眼鏡だけでよかったのに。
月日の経つのは早いものです。
昔は目が一番いいから分析係は私になったわけなのですが、もう見えませんて(笑)
あとはこのホールピペットで10mlの濾液を取って酸度を調べます。
これは中和滴定法といって、中和点を見るために混合指示薬を数滴、10mlのろ液に垂らしその後アルカリ液(1/10規定水酸化ナトリウム溶液)で中和して、中和するまで加えたアルカリ液の量を調べます。
要するに、混合指示薬を入れてピンク色(右)になった液体が緑色(左)になった時の目盛りを読むと、それが酸度ということになります。
今のうちの分析はまだ水の温度もそれほど低くなく、時間もそれほどかかりません。
これがアルコール分析になると時間がもっともっとかかって、気温も低くなって辛い仕事になります。
冷たい水で洗い物。
まだ楽勝。(^^)v