この日がついに来た
本日の朝、ニュースで日米のプロ野球で大活躍をした松井秀喜選手が引退発表をしたことが流れました。昨日のインターネットを見ていたら「いよいよ厳しいか?」というのが流れていたので、覚悟はしていましたが、とうとう引退となりました。38歳、恩師の長嶋茂雄さんと同じ年齢での引退ですね。
松井選手がドラフト1位で巨人が交渉権を引き当てたとき、くじを引いた長嶋監督の何とも言えないガッツポーズをつい昨日のように思い出します。
私はアンチ巨人ですが、ONと松井選手は好きな選手でした。松井選手は入団以来怪我もなくフル出場で来ていたのが何年か前に外野フライの処理で骨折。それ以来あまり振るわなくなってしまいました。やはりメジャーのレベルは高いんですね。
松井選手は私より一回り下ですが、本当に彼の言動には学ぶところが多かったと思います。今回のインタビューも、素晴らしかったですね。彼の謙虚な姿勢というのは本当に彼の人間性から出てくるのでしょうね。
彼の出身地である石川県の根上町(今はなんというのか知りませんが)は先日政界を引退した森喜朗元首相と同じです。所謂、おらが郷土の英雄が同じ年に引退したのですが、その言動は全然違いますね。
いま日本経済新聞で森元首相が「私の履歴書」に掲載していますが、政界の裏を述べたり、小泉元首相のことを自分の手柄に言ったり。ある意味、「いい加減にしたら。」と思います。それに比べて松井選手の姿勢。本当に謙虚で、思い出に残ることはと言われて「入団時に長嶋監督と2人きりで素振りをしたこと。」すごいですね。「もう少し頑張ったらもっといい選手になれたんじゃないかな。」と言う言葉を聞いたとき、本当に人間的にも素晴らしいと思いました。
美しい引き際を演じた松井選手。ありがとう。次は指導者として活躍してくれるのを待っています。できたら、メジャーリーグ(ニューヨーク・ヤンキースなら最高)で監督なんかをして欲しいです。