いつもと違う葬儀
先日記事にいたしました、私の叔父の葬儀が昨日通夜、本日告別式が大阪で行われました。
叔父は自分と叔母の兄弟内のみの参列にとどめるように言っておりましたので40人くらいの人数だったのですが、しめやかで、いい葬儀になりました。
喪主の従弟が幼いころから仲良くしている有名歌手のM氏からは生花1対と弔電が来ており、叔父と同い年のごえんさんがものすごく気合の入った読経でした。
本当に私を心配してくれた叔父ですので私は涙が止まりません。出棺前の叔父の顔は本当に眠っているような感じで花を入れて飾っているときになんか目が動いたような気がするほどでした。一緒に写真を撮りたくなるような綺麗な顔でしたが、触ってみて冷たく、やはり亡くなったんだなと納得させられるものでした。長浜と違い火葬場では棺桶の小扉が開けられないので、葬儀場で最後で涙があふれ、恥ずかしいですが鼻をかまねばならぬほどでした。
火葬場で炉に入れてからいったんホールに戻り食事、そのあと骨上げに火葬場に戻ります。この火葬場には火葬が済むまで待つような部屋は見当たりませんでした。
火葬場では係員の人が骨を説明しながら、足の部分から順に説明して骨壺に入れていき最後に頭の部分の骨を入れるというように「故人が立ち上がれるように。」という願いの元、骨を入れました。次に別の大きな骨壺に全員で同じ要領で骨を入れました。市営の火葬場なのに、こんなにしてくれるのかとビックリさせられました。
骨上げの後に葬儀ホールに戻り初七日の法要を行い、全日程を終えました。
最近は自宅葬が少なくなりほとんどホール葬ですね。特に都会などはそうです。長浜では火葬で骨上げしてから初七日をして食事に行くパターンですが、3年前の東京の叔父の所では初七日は告別式に続いて行い火葬の仕上がりを待っている間に火葬場で食事をします。そういう風な施設にしてあります。
このように葬儀の在り方は色々ありますが、大切なのは故人を偲んで心を込めて故人を送ることは永遠に変わらないことだと思います。
今回の家族葬のような、叔父らしい葬儀に、まだ叔父を思い出すと涙が出そうですが、叔父に恥ずかしくない人生を送っていきたいと思います。