えっ、阪神に優勝マジック
今日は別の事を書こうと思っていたのですが、「巨人敗れ阪神に優勝マジック。」という記事が出ていました。「そんなバカな、中日にマジックとちゃうんかいな?」と思って見ていたらようやくわかりました。
パリーグは今日のデーゲームで西武が日本ハムに敗れてソフトバンクの優勝が決まりました。パリーグは3位争いが激しいので日本ハムも頑張ります。そういう意味では消化試合が少なくなり最後まで緊張感が持てるこのシステムは今年に限っては良かったのかもしれませんね。バレーボールやテニスのDEUCE(つづりが違っていたらごめんなさい)みたいなものです。
さて、セリーグに戻しましょう。今日現在中日は残りがヤクルト戦2試合のみ。阪神は巨人戦2試合を含む9試合。巨人は今日デーゲームで横浜に敗れて残りは阪神戦含む6試合です。
巨人は中日が2連敗が前提で残りを全勝しないと中日を上回れません。しかしそれでも阪神が巨人戦2試合を負けても残りを全勝すれば阪神が優勝です。きわめて巨人の優勝は難しくなったようです。巨人はトラ年は優勝できないという「トラ年のジンクス」は今年も成立するのでしょうか?
阪神はといいますと中日が2連勝したとしても残り9試合全勝すれば中日を上回りますので優勝ということです。つまりマジックが出たということです。もし8勝1敗ならどうなるのかといいますと
中日、阪神共に81勝60敗3引き分けということになり勝率、勝ち数が共に同じになります。しかしこうなった場合は中日の優勝だそうです。そのわけは、こういう場合は「当該チームの今年の対戦成績で決まる」という規定があるからです。
今年の中日と阪神の対戦は中日が勝ち越しています。それにもし仮に今年の対戦成績が5分であったとしても昨年の中日は2位、阪神は4位で中日の優勝ということになるそうです。
阪神が9連勝するのは極めて厳しいでしょうね。ただ中日が2連敗すれば巨人もまた浮上してきますし、まだまだわかりません。今年は本当におかしな、いや、めまぐるしく予想がつかない年です。