仕込み
お酒の仕込みが毎日続いています。
醪の仕込み方法は、三段仕込み法といって、1本のの醪を4日間にわたり三段階に分けて仕込みます。
1日目の1段目の仕込み(初添)
2日目は仕込みを休み(踊り)
3日目に2段目の仕込み(仲添)
4日目に3段目の仕込み(留添)
2日目の仕込みを休むのを踊りと呼んでいますが、階段の踊場からきているようです。
何故一度に仕込まないで、分けて仕込むかというと 少量の酒母に大量の蒸米と麹、水を一度に加えると、酵母の数と酸が極端に薄められて、細菌の増殖に都合の良い条件をつくることになり、とても危険なことだといいます。
そのため三段仕込み法によって段階を踏んで仕込み量を順次拡大していくことによって、酵母と酸が極端に薄められることもなくなり、その間に酵母が増殖して酸も増えて、醪中の細菌の増殖を抑えることができるからだそうです。
この泡の中にたくさんの酵母が入っています。
酒もそうですが、醤油、味噌などの発酵製品などは先人たちによって、何百年も前から脈々と続く知恵なんですね。
お酒は、何本もの仕込みが重なって進んでいくので、麹なども違う酒米を使って作っていきます。
仕込みも何本ものお酒の仕込みを行うので、米洗いする時から気を使って慎重に進めなければなりません。
しぼりたての生酒ができたら知らせてね。
にごり酒ができたら連絡頂戴ね。
そんな声を最近、よく伺いながらただいま奮闘中です。
もうしばらくお待ちくださいね。(*^_^*)
なんか やっと酒蔵女将奮闘日記らしいブログになったなぁ( ̄▽ ̄)ゞ