麹造りがはじまりました
テーマ:ブログ
2010/11/18 09:30
日本酒を仕込むとき、まず一番に作るのが麹。
朝、蒸気があがって蒸米のいい香りがします。
大きな釜でお米を蒸します。
蒸した米は蔵の中に広げられ,35度~36度になったら、麹室に引き込まれます。
初めて使う麹室(むろ)はまだ麹菌がいないので、少し多めの麹菌(もやし)をふります。
何度か米をつぶさないように手でゆっくりかき混ぜながら、徐々に温度を下げていきます。
これを急激にさましてしまうと、米の表面ばかり硬くなって、麹菌が米の中まで入りにくくなります。
室内の温度は約28度。
湿度70%
乾湿の差は4度。
この中でこの仕事をしていると毎回汗だくになります。
私にとってはサウナのようなもので、仕事とダイエット一石二鳥。
こんな事言ってるとお酒の神様に怒られるのでここだけの話にしてくださいね。
最初は少ない量の米なので、あっという間に終ってしまいました。
汗がかきたらん。
予定の温度になったら麹菌のまんべんに混ざった米を真ん中に盛ります。
その上に、優しく優しく何枚も布をかけて温度が下がらないようにします。
いい子で一晩寝んねするんだよ。
明日の朝は5時起きです。