たんぽぽ
庭にたんぽぽが咲いていました。
たんぽぽも朝早くは花を閉じてお休みするみたいです。
たんぽぽの裏のがくを見ますと、
このように花に沿うように、斜め上向きに内片に密着するようについています。
これは在来種のたんぽぽで、まだあまり開発されていない土地(つまり田舎)にはこの種類が咲いているそうです。
最近は外来種のセイヨウタンポポがすごい繁殖力で増えてきて、在来種を脅かしているようです。
セイヨウタンポポはこちら。
開花時に外側のがくが、斜め外へ反り返っています。
こちらは都会型。
どうもこのたんぽぽが増えつつあるようです。
みなさんもタンポポを見かけたら裏返して見てみてください。
まだ自然いっぱいの田舎型?それとも都会型?
信玄餅
とある方からこんなものをいただきました。
信玄餅。
先週の日曜日の「天地人」でも謙信と信玄の運命的な関係が描かれていましたが、5度に渡って行われた「川中島の戦」で歴史を刻んだ謙信と信玄。その運命的な関係がその後の兼続の和睦の成立に発展したようです。
信玄餅は信玄公が出陣の際、非常食糧として欠かせなかった切り餅にちなんで作られたのが、信玄餅だそうです。
中を開けますと、
こんな感じで一つ一つ丁寧に包まれています。
中は。
きな粉たっぷりのお餅に黒蜜がついていました。お醤油ではありません。
私は非常食なんて食べなくてもいいくらいたっぷりと蓄えがありますけれど、美味しくいただきました。
きな粉がこれでもか!というぐらいかけてあり、中のお餅もモチモチしておりました。
これでまた私もモチモチしてしまいます。
風が冷たい瓶洗い
本日は純米吟醸酒用黒瓶の瓶洗いです。
4合瓶は規格が多すぎて同じ瓶を集めることは不可能に近いので、新瓶を買っています。
洗うのは楽チンです。
まずは一升瓶。
今日はお天気は良かったのですが、風が冷たい!
濡れた手に吹きっさらしの風の冷たいこと!
次は4合瓶。
この瓶には今年できた無農薬米山田錦で作った純米吟醸酒を詰めます。
全部詰めてしまうまでしばらくこの瓶洗いは続きますが、そのうち暖かくなるかなぁと期待を持ちつつ、お酒のためには寒い方がいいしなぁと複雑な心境であります。
レッテルが付いていない分一度回しただけで洗えるので効率はいいのですが、やっぱり寒かった…。
鳰自慢瓶詰め
本日の瓶詰めは普通酒です。
このお酒は普通酒の昔でいう一級酒です。
一級、二級というくくりはなくなり、現在は上撰、佳撰という呼び方に変わりました。
大昔、まだ瓶詰めではなく量り売りをしていたころは、『大地蔵』という名前で販売していたと聞いています。
その後、『鳰自慢』という銘柄で販売しておりましたが、なかなかこの『鳰』(にお)を読んでいただきにくく、「鳩(ハト)自慢ですか」とか「にほん自慢」ですかなど呼ばれておりました。
そもそも『鳰』とはカイツブリのことで餌を取る時に水の中に顔を入れて取ることから、入るに鳥と書いて『鳰』と読んだそうです。
琵琶湖の鳥で有名で琵琶湖の事を別名『鳰の湖(におのうみ)』とも言います。琵琶湖の水の上にプカプカ浮かんでいるかわいい水鳥です。
しかし、これを一々お客様に説明しなくてはならず、現在は『北国街道』の銘柄でお酒を販売しております。
でも地元では、昔ながらの鳰自慢を愛飲いてくださるお客様もあり、上撰、佳撰でこの名前を残すことになりました。
お客様で名字に鳰のつくお客様が、わざわざ買いに来てくださることもありますので、この銘柄は今後も残していきたいと思います。
瓶洗いリサイクル編
今回の瓶洗いは普通酒用の瓶を洗いました。
いろいろな所で集めた瓶を洗います。焼酎やお醤油やお酢の瓶も入っています。
少し肌寒い中での瓶洗い。服装も少し逆戻り。
特にこの白鶴くんのレッテルが何度まわしても取れません。
毎回泣かされています。時間も燃料も3倍くらい多くかかってしまいます。
この大関さんもなかなかしぶといです。あと黄桜や松竹梅。
いったいどんな糊で貼ってあるのでしょう。
地酒の酒瓶は一度回しただけできれいにはがれてくれるのに。
大手の酒屋さんはリサイクルなんてしないのかなぁ。
してたらきっともっと剥がしやすい糊で貼られる事でしょうね。
私のあくなき瓶洗いは続きます。