柔道苦戦?
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2012/07/29 20:47
唯一の日本が生んだ五輪種目である柔道。だから日本代表の選手は大変です。宗主国の代表である以上、金メダルは当たり前だからです。しかしここ数年、日本選手が金ゼロになってもおかしくないほど世界の柔道はレベルが上がっています。
アテネ五輪の時、女子は1階級逃したのみであとは金、男子も3つくらい金で、近年にない好成績だったのですが、北京で本当におかしな柔道に逆戻りしました。そして世界選手権で男子は優勝なしということが1回おこりました。
ソウル五輪の時に金メダルなしになるところを斉藤が優勝してくい止めて、日本のヘッドコーチだった藤猪先生が泣かれていたのを思い出します。しかし今ではたとえそんなことが起こっても泣くということはないでしょうね。
今日女子で前回に引き続き北朝鮮選手に敗れてしまった中村美里。前回、銅メダルに「金でなければ。」と嬉しい顔をしなかったのですが、メダルをとったら喜ぶ他の競技と同じように柔道もなってしまったような気がします。
考えたら世界で一番柔道が盛んなのは日本ではなくフランスなんです。競技人口の割合は日本の倍くらいあるんです。
サッカーがイギリスではなくブラジルなどの方が盛んなこととよく似たものですね。
ただ、宗主国として柔道の試合審判規定(ルール)の改正に関しては毅然とした態度をとって欲しいですね。ちなみにサッカーはルール改正は英国の4協会(イングランドやスコットランドなど)の許可がないと改正できません。それくらいのことを柔道にも望みたいものです。