千秋楽全勝相星決戦

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 大相撲名古屋場所が終了しました。なんと今場所は横綱・白鵬と大関・日馬富士がともに全勝で千秋楽を迎えて対戦。勝った方が全勝優勝ということで、なんと大関日馬富士が勝って優勝しました。

 

 かなり前に、当時新横綱の隆の里と横綱・千代の富士が全勝相星決戦で隆の里が優勝したことを覚えています。

 

 大相撲は相星(勝ち負けが同数)であれば優勝決定戦が行われるのですが、千秋楽を相星で迎えて対戦するということは、滅多にありません。まして全勝となるとほとんどないでしょうね。

 

 今回またも日本人力士の優勝はありませんでした。それにも増してモンゴル出身の最高位の力士が全勝相星決戦となりましたので、表彰式の君が代斉唱が何か違和感を覚えました。日馬富士のインタビューなどを聞いていると、日本人以上の日本の心を持った力士というような気がします。先場所の旭天鵬といい、日本人には、たたき上げの力士が少ないからですかね。

 

 日本人力士は学生相撲出身が多くなりました。稀勢の里くらいですか中卒で幕の内にいる日本人力士は。以前に久島海という力士がいました。彼は高校でアマチュア横綱になったのですが、大学に行きました。力士としては大学へ行ったために、鍛えられるときに鍛えることができなかった。やはりプロに入るべきだったんではないかなと思います。(人間力をつけることができたかどうかは別ですよ)。

 

 学生スポーツの世界とプロの世界は全然違います。高校卒業の頃の貴重な時代を当時の自分の力で手を抜いてしまうレベルのアマチュアへ行くか、厳しいプロに行くかではその後の人生が異なるような気がします。野球でも高校を出てすぐにプロに入った田中(楽天)と大学に行った斉藤(日ハム)は少し違いますね。昔の怪童と呼ばれた江川も大学ではなくプロにすぐ行けばすごい大投手になったかもしれませんね。

 

 相撲は身体があのように異常に大きくなるので、もし相撲で目が出ないと廃業した時に潰しがききません。そのために様子を見るのを鑑みて学生相撲から入門という傾向になるようです。モンゴル力士との差はそこにできるのかなと思いますね。

 

 稀勢の里、白鵬との相撲で変な手を使いましたが、そんなことをせずに頑張って横綱になって欲しいものです。

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