野球殿堂
1週間ほど前ですが、今年の野球殿堂入りの競技者表彰が私がファンである広島カープの元投手の北別府学氏と炎のストッパー故・津田恒美投手が選ばれたと新聞記事を見ました。
詳しいことはわからないんですが競技者は毎年2人ずつ新聞記者などの投票によって決められるんですね。野村などは嫌われているのかなかなか入れませんでした(ひょっとして入っていないのかな)。
今では競技者以外でも「野球」と言う言葉を編み出したと言われる坂の上の雲で有名な正岡子規も殿堂入りしています。
競技者の殿堂入りは引退後20年以内の選手に限るそうで津田投手はギリギリ選ばれたということです。
北別府と津田は広島の黄金時代を支えた投手でした。広島は平成3年に優勝して以来優勝がなく一番優勝から遠ざかっています。日本一も昭和59年以来ありません。これも現在の最長記録かな(中日は昭和29年以来完全日本一はないんですけど)この二人がもらったということは、その証明をしているようなものです。
北別府の精密機械のようにコントロールの素晴らしい投手は忘れられませんね。それと炎のストッパー津田。津田は私より一つ上。山口県の南陽工業高校出身です。昨年、その津田以来の出場を成し遂げましたね。彼のピッチングは球が速いのはもちろんですがものすごく気持ちのいいキレがある球を投げたことです。そして、テンポよくきびきびしていたので本当に好きな投手でした。
速球投手特有の血行障害に泣かされ、そして最後は脳腫瘍に侵されて短い生涯を終えました。亡くなった年に現在における最後の優勝でしたね。
その前年、巨人戦だったと思うのですが、滅多打ちに会い、そのまま引退しました。時折テレビでその時の光景が出ていましたが、涙が出てきます。
今年は辰年ですが、広島の選手が殿堂入りしたのを機にまあ、難しいでしょうけれど優勝してほしいな。