誕生日と震災

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 今日1月17日は阪神大震災から17年目の日。あの日のことは鮮明に覚えています。ちょうどある先輩と韓国へ旅行する日でした。実は昨日の16日は私の誕生日。朝一番の飛行機だったので名古屋に前泊しました。名古屋駅近くの中華料理店(美味しいんです)で誕生日を祝ってもらいました。

 

 ホテルで普段は寝つきのいい私が、なぜかなかなか寝られませんでした。6階に寝ていたと思うのですが5時46分、地震が起こりました。「あ~地震か。」と思いましたが、揺れがなかなか収まりません。おさまってから「東海地方だし、近辺で地震が起きたのだろうと思ってテレビをつけました。そしたら名古屋震度3、彦根震度5。「これはいかん!当時は携帯電話を持っていなかったのでホテルの部屋から家に電話をしました。

 

 電話はかかりました、5回ほどコールして母が出ました。かかって一安心で母の声を聞いて安心しました。「すごい揺れだったけど、大丈夫。」とのこと。後に会社で聞くと一人出勤していた社員は怖かったとのこと、しかしもう一人バイクで出勤中の社員は気が付かなかったということでした。

 

 でもその時私が「震度の分布図から見ると震源は淡路島やと思うけど。」と言ったらしく(私はそんな気がしますが覚えていません)妹が「兄貴はナマズか。」と言っていました。

 

 それで韓国へ行きました。当時の金浦空港からタクシーに乗せられてソウルに向かう途中、ラジオから「コウベ、ニシノミヤ、ヂシン・・・・。」と聞こえてきまして「Kさん、今日の地震のことニュースで言ってますね。」と同行したKさんに話しかけますとガイドさんが「韓国の言葉わかるんですか?」と聞いてきました。あとでテレビを見てかなり悲惨なことになっているのを見てびっくり。

 

 そうこうして、帰国。途中の飛行機の中で「Kさん、帰ると神戸に行かんならんのちゃうか?それより名古屋から帰れるかな?」と話していました。Kさんは実は葬儀関係の方。大きな事故や災害のときは葬儀屋さんが犠牲者を運んだりするのに奉仕するそうです。実はその前年に名古屋空港に墜落した中華航空の事故でも出動されていました。実際に帰郷後、すぐに神戸に走られまして、翌日「Tちゃん、予想以上にすごい。大変だ。」と電話してこられました。

 

 名古屋からの帰路はなぜか某八百屋さんが迎えに来てくれていて(笑)無事に帰ることができました。

 

 青年会議所では出席奨励金というものがあり、前年の15回全部の例会に出ると15000円返ってくるのですが、Kさんは封筒ごと義捐金の箱に入れられました(生きたお金の使い方をされる人です)。

 

 この年は非常に、ひどい年でオウムによる地下鉄サリン事件も起こりました。オウム関係の忌まわしい言葉がはやった年でしたので流行語大賞にふさわしい言葉が少なく「がんばろう神戸」が大賞でした。

 

 実は私、その4年前の平成3年にも15名ほどで韓国に行きまして、それは後にも先にもないほどの楽しい爆笑旅行でした。しかし帰国する1月17日の早朝にイラクとアメリカの中東戦争が始まりました。空港では念入りにX線検査され。一部の写真がおかしなことになってしまいました。

 そんなことから「お前が誕生日に韓国へ行くとろくなことがないのう(笑)。」と某八百屋さんに言われてしまいました。

 

 あれから早、17年。昨日で私もとうとう、ついに五十路マンになってしまいました。昨日は妻と母の3人で食事に行きました。

 

 誕生日と震災の日が近いので、なぜか強烈な思い出があります。

 昨年、うだつ会の研修旅行で神戸長田の人から「マニュアルよりも何も、まずご近所のつながりが大切。これが何にも勝る防災対策です。」と聞きました。

 

 平成8年の秋、私どもの業界の例会が神戸のメリケンパークオリエンタルホテルで開かれました。会の代表で神戸のTさんがあいさつの冒頭で「皆さんどうですか?この神戸の街は!」と言われたのが印象的でした。まだ復興途上でしたが思わず出てきた言葉だったんでしょうね。

 

 とにかく当たり前の生活が当たり前にできる幸せに感謝し、縁や絆を大切にしてやっていきたいと改めて感じさせる五十路のスタートです。

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