日本人力士と郷土力士
先日、くんさんから「大相撲の国技館に掲げてある優勝額から日本人力士が消えた。そのことについて書くように。」という、ありがたいコメントをいただきました。幼稚園以外は小学校から大学まですべて先輩のくんさんからの有難~い振りに答えないわけにはいきませんので、まただらだらと書かせていただきます(笑)。
大相撲は年6場所。奇数月に本場所は開催されます。そのうちの1月に初場所(東京)、3月に春場所(大阪)、5月に夏場所(東京)、7月に名古屋場所、9月に秋場所(東京)、11月に九州場所(福岡)、つまり、東京場所と地方場所を交互に行うわけです。そして、東京場所の初日に前の東京と地方場所で優勝した力士の優勝額が掲げられます。連覇したら当然2枚とも同じ力士です。
ただし、国技館の中でも掲げられるスペースは32枚です。つまり5年と2場所終えれば一番古いのを外すわけです。日本人力士が最後に優勝したのは2006年(平成18年)の初場所(1月)の大関・栃東(現・玉ノ井親方)です。それ以降はほとんどがモンゴル出身の朝青龍と白鵬、その他に少しだけモンゴル出身の日馬富士とブルガリア出身の琴欧洲だけです。日本人力士は優勝争いもほとんどなく数場所前に豊ノ島が一応優勝決定戦に行っただけです。
「ついにこの時が来た。」本当はもう少し早かったのですが昨年春場所が中止と夏場所が技量審査場所で優勝額贈呈がなかったので、この初場所になったわけです。
日本人横綱どころか大関もなかった最近、ようやく2人の日本人大関も出てきました。しかし優勝しないと横綱にはなれません。何とか頑張って欲しいものです。
それと久し振りに出た滋賀県出身の幕の内力士の鳰の湖(におのうみ)。琵琶湖の古い異名ですが、なんか迫力ない名前ですね。しかし日本1の琵琶湖を四股名にしております。頑張って欲しいですね。
以前は蔵間、三杉里、蒼樹山といた滋賀県。約20年ぶりの幕内力士です。体は小さいですがなかなかうまい力士です。応援していきたいですね。
とにかく日本人力士、郷土力士を応援しましょう。(狭い島国根性ですな~・笑)