2000円札
昨日は2000円札が発行されてちょうど10年だったそうです。2000年に日本でサミットが行なわれたのですが、当時の小渕首相の肝いりで2000円札が発行されました。しかし、あまり使う人はなく銀行などでもこちらから金種を指定しない限り出すことはありません。
テレビで100人に聞きましたではないですが「今財布の中にもっている人。」は100人中2名でした。これも何か話しのネタにするみたいな感じで、意識的に2000円札を持っているようでした。
私は1995年ウインドウズ95が出た年に結婚したのですが、新婚旅行先で20ドル札を見ました。当時のレートが1ドル100円強でした。だから大体同じくらいの価値なのですが、アメリカは日本に比べ出回っている感じがしました。
これは、20と2000、つまり桁数の違いではないかと思います。例えば60ドルのものを買って40ドルのお釣りだとすると20ドル紙幣2枚と簡単に出来ますが、6000円のものを買って4000円のおつりを1000円札4枚ではなく、2000円札2枚や2000円札と1000円札2枚とするのは少し頭を使います。その差ではないかな?と私は勝手に思いました。
それでも2000円札が普及しない日本の国内において唯一、沖縄県だけは流通枚数が増えているそうです。デザインが沖縄サミットを記念して日本三大ガッカリ(笑)の一つ守礼門がデザインされるなど沖縄色豊かなものだからだそうです。
20世紀最後のサミットで来る21世紀が平和になる事を祈念する意味もあって日本唯一の戦場となった沖縄でサミットが開かれた事を考えると、2000円札をもっと使うように流通させる事があってもいいのではないかと思います。