日本のサッカー
昨日の日韓戦。残念ながら韓国に完敗。日本のJリーグでもプレイしたことがある韓国のパクチソンは「日本は弱くなっている。予選リーグ突破は難しい。」と述べたそうです。確かにこの時期にこんな状態では死のグループともいっていい日本が所属する予選リーグを突破するどころか3戦全敗。それも失点の合計が2桁になるのではないかと不安になってきます。
日本はオリンピックでは奇跡を起こしています。戦前のベルリン大会ではなめてかかったハンガリーに勝ちました。しかし次の試合では大敗しています。96年のアトランタ大会では「マイアミの奇跡」と言われるブラジル戦勝利。その後もルーマニア戦で負けているところからロスタイムに入り連続得点で逆転勝ち(得失点差で予選リーグ敗退)したことがありました。
それにしても昨日思い出していたのですが、私の少年時代というか社会人になってもしばらくはアジアでも勝てなかった日本。フィリピンやマレーシアや香港が相手でも勝つか負けるかだった日本も韓国とは一応まともな試合ができるようになりましたね。
Jリーグができてからアメリカ大会の予選、惜しくも敗退(ドーハの悲劇)、アジア第3代表決定戦でイランに勝って初出場を決めた(ジョホールバルの歓喜)。そのときの日本に比べたら強いですよ今の日本は。アメリカ大会はアジアもサウジが2勝でベスト16ということで日本もそこそこの力があったということで当時でも結構力をつけてきていたんです。
フランス大会で完敗後、開催国として決勝トーナメントはということで強化をしたために20歳以下W杯で準優勝したり、日韓大会のリハーサルであるコンフェデカップで準優勝したり技術的にはあがってきました。
しかしドイツ大会後、ジーコが黄金世代にこだわりすぎて次世代が育たなかったこともあるのでしょうが、勝利への執着心というものがどうも薄れているような気がします。
ドイツ大会後のアジアカップで次回のシード権がかかった3位決定戦で韓国にPK戦で敗れたのも韓国との執念の差だと思います。その後オシム監督が倒れて岡田監督になり「世界を知らない甘い日本サッカー」になりつつあると思います。
やはりまだ著名な外人監督でないと難しかったかな~。