W杯、日本は期待できる?
本日の中日新聞のコラムを見ていると「日本はW杯で期待できる。」と書いていました。岡田監督が「ベスト4を目指す。」と言っていますが、ハッキリ言って殆どの人が「予選リーグ敗退、それも3戦全敗」を予想していると思います。
前回2006年のドイツ大会。1999年でしたかワールドユース(21歳以下W杯)で準優勝した小野や高原、それに中田を加えた黄金世代が最高潮のときだったためかなり期待されましたが残念ながら2敗1分で予選リーグ敗退。日本は開催国だった2002年を除いてまだ1勝もしていません。フランス、ドイツ大会通じて5敗1分です。
ただ、日本人という者は期待されるとかなりプレッシャーを感じるみたいで、「勝って当然。」というのは、ものすごくつらいものだそうです。そうなると、今の日本代表の試合(国際Aマッチ、テストマッチ)は相手がブラジルやイタリアなどネームバリューがないと入らないそうで、アジア相手となるとテレビ中継すらありません。
つまり、期待していないということは、代表選手らに「よし、国民を見返してやる。」と言う、いい方にとってもらえるかな。
むしろ「日本戦は絶対に勝利」を予定に入れている他の3国(デンマーク、オランダ、カメルーン)は余計なプレッシャーがかかるんではないかということです。
ちなみにカメルーンには日本は代表戦は確か負けたことはないと思うんですけどね。(まあ、親善試合と2001年のコンフェデ杯(これは真剣勝負です)だけですから)
それでも、W杯まで、あと1ヶ月。開幕までには出場国同士のテストマッチもあります。前回はドイツとの親善試合で2-0とリードして相手が「こりゃ、いかん。」と真剣になって怪我人も出てしまいました(結果は2-2の引き分け)。これで日本は力を使い果たして本番でおかしくなりました。
まあ、それでもイングランドなどとレベルの高い試合を見る事が出来るのでサッカーファンには楽しみなこれからの2ヶ月ですね。