追い風と逆風
政治の世界は本当にどうなっているのでしょうか?毎朝、何かやる気が失せるようなニュースばかり、テレビ局もどうしてもっといいニュースを取り上げないのでしょう?いいニュースは視聴率が悪いのかもしれません。
最近よくいわれる逆風下の自民、追い風の中の民主。そんななか、本日の日経新聞のトップの特集。選択の衆院選の中で「民主、追い風の危うさ」と書いてありました。政権交代しても以前からいわれる高速道路無料化など、ばら撒き圧力への対応並びに小沢氏の影による自民党的なものの見え隠れに対して追い風がそのまま民主党に吹き続けるのかということです。
政治に限らず、商売にも追い風、逆風があります。順風という言葉があるように風に上手に乗っている時はいいのですがそうは行きません。
例えば陸上の短距離走。追い風があっても強すぎると私のような年よりは足がもつれたりします。波乗りでも並に上手に乗れないと難しいです。
ところで皆さん、私が小型船舶操縦士の免許があると聞いたら驚かれるかもしれません。免許を取って1度も操縦した事がないんですけどね(笑)
免許の実技試験の中で落水者救助があります。もし船から人が落ちた場合は落水者を確認したら風下より救助に向かい、近づいたらエンジンを停止して落水者を救助します。なぜ風下から行くかというと船を安定して進める事が出来るからです。
魚でも走水性といって普段は流れに逆らって泳いでいます。そうしないと安定した位置取りができないからです。
今逆風下の自民党。今こそ最近の選挙結果などを総括して、間違いのない政策立案に動いて欲しいですね。
追い風の民主党。気を抜くことなく古い自民党になることなく国民を向いた政治を遂行していただきたいものです。
さて、マニュフェスト、ぶ厚くなりがちでしょうけれどわかりやすいできたらA41枚にまとめられる(無理ですね)ようにしていただきたいです。